外免切替の全体像外免切替とは?全体の流れ・条件・必要書類・費用
最初に結論
台湾の運転免許は、外免切替で日本の免許に切り替えられます
台湾で取った運転免許は、日本に住所があり、免許を取った後に台湾に通算3か月以上滞在していれば、外免切替で日本の免許に切り替えられます。台湾は知識確認と技能確認が免除される国・地域です。書類審査と適性試験(視力など)に通れば、日本の免許が交付されます。国際運転免許証では切り替えできません。
出典:警視庁「外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるには」、警視庁「国別必要書類一覧」(令和8年8月現在)(2026年10月22日確認)
手続きの全体(すべての国に共通)は、こちらにまとめています:外免切替とは(条件・必要書類・費用・期間)
台湾の運転免許をもって日本に住む方は、知識確認と技能確認が免除されます。試験がないぶん、手続きは早く進みます。ただし、台湾での滞在期間の確認や日本語翻訳文など、用意するものはあります。この記事では、切り替えの条件、台湾の免許で求められる書類、日本語翻訳文、当日の流れを順番に説明します。
条件
台湾の免許を切り替えられる条件
有効な台湾の免許証
台湾で発行された、有効期限内の運転免許証が必要です。期限が近い場合は、予約や試験の日程に余裕があるかを先に確認します。
台湾に通算3か月以上
免許を取った後に、台湾に合計3か月以上滞在していたこと。パスポートの出入国スタンプで確認されます。日本で3か月待つという意味ではありません。滞在日数を計算する
日本に住所がある
国籍や在留資格などが記載された住民票の写しが必要です。2025年10月から、短期滞在(観光など)の在留資格では切り替えできなくなりました。
必要書類
台湾の免許で外免切替をするときの必要書類
すべての国に共通の書類に加えて、台湾の免許では本国や大使館の書類を求められることがあります。
- 有効な台湾の運転免許証(原本)
- 日本語翻訳文(ZIPLUS・JAF・台北駐日経済文化代表処など、決められた機関が作ったもの)
- パスポート(台湾の出入国スタンプで3か月の滞在を確認。古いパスポートも)
- 特定事項が記載された住民票の写し(交付から6か月以内)
- 在留カードなどの本人確認書類
- 申請用写真(縦3cm×横2.4cm)、手数料
警視庁の「国別必要書類一覧」には、台湾の追加書類として「パスポートに出入国のスタンプがない場合は、入出國日期證明書(Certificate of Entry and Exit Dates)(駐日経済文化代表処)」が載っています。台湾の出入国の記録を証明する書類で、台北駐日経済文化代表処で取ります。取り寄せに時間がかかる書類もあるため、申請先の運転免許センターに早めに確認してください。東京都以外の道府県でも、同じような書類を求められることがあります。
パスポートにスタンプがない場合
出入国のスタンプがない、読めない場合は、滞在期間を証明する書類が必要です。取り寄せに時間がかかることがあるため、早めに準備しましょう。
翻訳文
台湾の免許証の日本語翻訳文を用意する
外免切替では、台湾の免許証と一緒に日本語の翻訳文を提出します。自分で訳したものや一般の翻訳会社の翻訳は使えません。ZIPLUSは、台湾の免許証の翻訳文を発行できます。
- 免許証の表面と裏面の画像を用意します。
- 免許証の有効期限まで1か月以上あるかを確かめてください。
- 文字がかすれたり、汚れで読みにくくなったりしていないかを確かめてください。
- 必要な画像を撮影:文字がかすれたり、光が反射したりしていないかを確認します。
- オンラインで申込み・支払い:料金は3,850円(税込)。免許証の有効期限まで1か月以上あるかも確認します。
- 2〜3日を目安に受け取り:コンビニで印刷するか、郵送(別途600円)で受け取ります。
試験の免除
知識確認と技能確認は免除。適性試験は受けます
受けるのは書類審査と適性試験
台湾の免許は、知識確認(50問)と技能確認が免除されます。書類審査のあと、視力などの適性試験を受けます。
書類がそろえば早く終わる
試験がないため、書類がそろっていれば早く進みます。同じ日に免許が交付される運転免許センターもあります。予約の方法は都道府県で違います。
日本の交通ルールは自分で確認
台湾は右側通行です。日本は左側通行なので、右左折のあとの車線に注意します。標識や優先のルールも、国によって違います。運転を始める前に確かめておきましょう。
- 学習アプリ Drivey:日本の交通ルールを、日本語・英語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語で学べます
- 外免切替のあとに確認したいこと:初心運転者の扱いや、免許の更新を確かめられます
企業の方へ
台湾の従業員を支援する会社の担当者が確認すること
- 本人の免許の有効期限と、台湾での滞在記録:入社前に確認しておくと、手続きの遅れを防げます。
- 住所地の運転免許センターの予約状況:地域によっては予約が数か月先になります。
- 本国・大使館の書類の要否:申請先で求められる書類を、早めに本人と一緒に確認します。
- 手続きの日の業務の調整:書類審査と適性試験の日は、勤務を調整する必要があります。
よくある質問
台湾の免許の外免切替Q&A
台湾の免許で、日本で運転できますか?
台湾の免許証に、運転用の日本語翻訳文を添えれば、日本に上陸してから最長1年は運転できます。1年を超えて日本で運転するなら、外免切替で日本の免許を取ります。運転用の翻訳文と、外免切替の申請に出す翻訳文は、目的が違います。
台湾は知識確認・技能確認が免除されますか?
はい、免除されます。書類審査と適性試験(視力など)を受けます。
台湾の免許なら、試験は本当にありませんか?
はい。台湾は、知識確認と技能確認が免除される国・地域です。書類審査と適性試験(視力など)を受けます(警視庁の案内、2026年9月7日更新)。
パスポートにスタンプがありません。
台湾で自動化ゲートを使った場合など、スタンプがないことがあります。その場合は、台北駐日経済文化代表処で入出國日期證明書(出入国の記録の証明)を取って出します。
翻訳文はどこで作れますか?
ZIPLUS(3,850円・2〜3日が目安)、JAF、台北駐日経済文化代表処などで作れます。自分で訳したものは使えません。
台湾に3か月いたことは、どう証明しますか?
パスポートの台湾の出入国スタンプで確認します。スタンプがない場合は、滞在期間を証明する書類が必要です。