外免切替の全体像外免切替とは?条件・必要書類・費用・期間の総合ガイド
最初に結論
スリランカの運転免許は、外免切替で日本の免許に切り替えられます
スリランカで取った運転免許は、日本に住所があり、免許を取った後にスリランカに通算3か月以上滞在していれば、外免切替で日本の免許に切り替えられます。スリランカは試験が免除される国ではないため、書類審査と適性試験のあと、知識確認(50問)と技能確認を受けます。国際運転免許証では切り替えできません。
出典:警視庁「外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるには」、警視庁「国別必要書類一覧」(令和8年8月現在)(2026年10月7日確認)
特定技能などで日本に来るスリランカの方が増え、仕事で車を運転する機会も増えています。この記事では、スリランカの運転免許を日本の免許に切り替えるための条件、大使館で用意する書類など、スリランカの免許ならではの必要書類と、知識確認・技能確認の準備までを順番に説明します。
条件
スリランカの免許を切り替えられる条件
有効なスリランカの免許証
スリランカで発行された、有効期限内の運転免許証が必要です。期限が近い場合は、予約や試験の日程に余裕があるかを先に確認します。
スリランカに通算3か月以上
免許を取った後に、スリランカに合計3か月以上滞在していたこと。パスポートの出入国スタンプで確認されます。日本で3か月待つという意味ではありません。滞在日数を計算する
日本に住所がある
国籍や在留資格などが記載された住民票の写しが必要です。2025年10月から、短期滞在(観光など)の在留資格では切り替えできなくなりました。
必要書類
スリランカの免許で外免切替をするときの必要書類
すべての国に共通の書類に加えて、スリランカの免許では本国や大使館の書類を求められることがあります。
- 有効なスリランカの運転免許証(原本)
- 日本語翻訳文(ZIPLUS・JAF・駐日スリランカ大使館など、決められた機関が作ったもの)
- パスポート(スリランカの出入国スタンプで3か月の滞在を確認。古いパスポートも)
- 特定事項が記載された住民票の写し(交付から6か月以内)
- 在留カードなどの本人確認書類
- 申請用写真(縦3cm×横2.4cm)、手数料
警視庁の「国別必要書類一覧」には、スリランカの追加書類として「Affidavit(大使館)、Driver Information Extract(大使館)」が載っています。いずれも駐日スリランカ大使館で用意する書類です。取り寄せに時間がかかる書類もあるため、申請先の運転免許センターに早めに確認してください。東京都以外の道府県でも、同じような書類を求められることがあります。
パスポートにスタンプがない場合
出入国のスタンプがない、読めない場合は、滞在期間を証明する書類が必要です。取り寄せに時間がかかることがあるため、早めに準備しましょう。
翻訳文
スリランカの免許証の日本語翻訳文を用意する
外免切替では、スリランカの免許証と一緒に日本語の翻訳文を提出します。自分で訳したものや一般の翻訳会社の翻訳は使えません。ZIPLUSは、スリランカの免許証の翻訳文を発行できます。
- 免許証の表面と裏面の画像を用意します。
- かすれや汚れで読みにくい文字がないかを確認します。
- 必要な画像を撮影:文字がかすれたり、光が反射したりしていないかを確認します。
- オンラインで申込み・支払い:料金は3,850円(税込)。免許証の有効期限まで1か月以上あるかも確認します。
- 2〜3日を目安に受け取り:コンビニで印刷するか、郵送(別途600円)で受け取ります。
試験の準備
知識確認と技能確認の準備
知識確認はシンハラ語で
文章の問題50問を30分で解き、45問以上の正解が必要です。全国で日本語と20の外国語に対応していて、シンハラ語でも受けられます。受付の窓口で希望の言語を伝えます。
同じ左側通行でも油断は禁物
スリランカは日本と同じ左側通行です。それでも技能確認では、交差点での目視の安全確認、横断歩道の手前での減速、合図の時機など、日本の手順どおりに運転できるかが細かく見られます。
教習所で練習しておく
技能確認は、日本の試験と同じ規格の車とコースで行われます。スリランカで運転に慣れている方も、日本の安全確認の手順や合図の時機は、教習所で試験に合わせて練習しておくと安心です。
- 知識確認対策アプリ Drivey:日本語・英語・中国語・ベトナム語・インドネシア語・ミャンマー語に対応。動画・テキスト・模擬試験で学べます
- 技能確認対策動画 SAMURAI DRIVER:日本語・英語・中国語・ベトナム語で、技能確認のポイントを確認できます
- 技能確認の合格基準・減点・試験中止の項目
企業の方へ
スリランカの従業員を支援する会社の担当者が確認すること
- 本人の免許の有効期限と、スリランカでの滞在記録:入社前に確認しておくと、手続きの遅れを防げます。
- 住所地の運転免許センターの予約状況:地域によっては知識確認の予約が数か月先になります。
- 本国・大使館の書類の要否:申請先で求められる書類を、早めに本人と一緒に確認します。
- 試験の準備と業務の調整:知識確認と技能確認の日は、勤務を調整する必要があります。
よくある質問
スリランカの免許の外免切替Q&A
スリランカの免許で、日本で運転できますか?
スリランカの免許証そのままでは運転できません。日本に住んで運転するなら、外免切替で日本の免許を取る必要があります。
スリランカは知識確認・技能確認が免除されますか?
免除されません。書類審査と適性試験のあと、知識確認と技能確認を受けます。
知識確認はシンハラ語で受けられますか?
はい。全国で日本語と20の外国語に対応しており、シンハラ語でも受けられます。
スリランカの免許の追加書類は、どこで用意しますか?
警視庁の国別必要書類一覧では、Affidavit と Driver Information Extract が挙がっていて、いずれも大使館で用意する書類とされています。
翻訳文はどこで作れますか?
ZIPLUS(3,850円・2〜3日が目安)、JAF、駐日スリランカ大使館などで作れます。自分で訳したものは使えません。
スリランカに3か月いたことは、どう証明しますか?
パスポートのスリランカの出入国スタンプで確認します。スタンプがない場合は、滞在期間を証明する書類が必要です。