外免切替の全体像外免切替とは?全体の流れ・条件・必要書類・費用
最初に結論
シンガポールの運転免許は、外免切替で日本の免許に切り替えられます
シンガポールで取った運転免許は、日本に住所があり、免許を取った後にシンガポールに通算3か月以上滞在していれば、外免切替で日本の免許に切り替えられます。シンガポールは試験が免除される国ではないため、書類審査と適性試験のあと、知識確認(50問)と技能確認を受けます。国際運転免許証では切り替えできません。
出典:警視庁「外国で取得した運転免許証を日本の運転免許証に切り替えるには」、警視庁「国別必要書類一覧」(令和8年8月現在)(2026年11月3日確認)
手続きの全体(すべての国に共通)は、こちらにまとめています:外免切替とは(条件・必要書類・費用・期間)
シンガポールの運転免許をもって日本に住む方は、外免切替で日本の免許に切り替えられます。シンガポールは試験が免除される国ではないため、知識確認と技能確認を受けます。知識確認は英語でも受けられます。この記事では、条件、必要書類、日本語翻訳文、試験の準備を順番に説明します。
条件
シンガポールの免許を切り替えられる条件
有効なシンガポールの免許証
シンガポールで発行された、有効期限内の運転免許証が必要です。期限が近い場合は、予約や試験の日程に余裕があるかを先に確認します。
シンガポールに通算3か月以上
免許を取った後に、シンガポールに合計3か月以上滞在していたこと。パスポートの出入国スタンプで確認されます。日本で3か月待つという意味ではありません。滞在日数を計算する
日本に住所がある
国籍や在留資格などが記載された住民票の写しが必要です。2025年10月から、短期滞在(観光など)の在留資格では切り替えできなくなりました。
必要書類
シンガポールの免許で外免切替をするときの必要書類
すべての国に共通の書類に加えて、シンガポールの免許では本国や大使館の書類を求められることがあります。
- 有効なシンガポールの運転免許証(原本)
- 日本語翻訳文(ZIPLUS・JAFなど、決められた機関が作ったもの)
- パスポート(シンガポールの出入国スタンプで3か月の滞在を確認。古いパスポートも)
- 特定事項が記載された住民票の写し(交付から6か月以内)
- 在留カードなどの本人確認書類
- 申請用写真(縦3cm×横2.4cm)、手数料
警視庁の「国別必要書類一覧」には、シンガポールの追加書類として「パスポートに出入国のスタンプがない場合は、滞在期間証明書類」が載っています。シンガポールでの滞在が通算3か月以上あることを、ほかの書類で示します。取り寄せに時間がかかる書類もあるため、申請先の運転免許センターに早めに確認してください。東京都以外の道府県でも、同じような書類を求められることがあります。
パスポートにスタンプがない場合
出入国のスタンプがない、読めない場合は、滞在期間を証明する書類が必要です。取り寄せに時間がかかることがあるため、早めに準備しましょう。
翻訳文
シンガポールの免許証の日本語翻訳文を用意する
外免切替では、シンガポールの免許証と一緒に日本語の翻訳文を提出します。自分で訳したものや一般の翻訳会社の翻訳は使えません。ZIPLUSは、シンガポールの免許証の翻訳文を発行できます。
- 免許証の表面と裏面の画像を用意します。
- 免許証の有効期限まで1か月以上あるかを確かめてください。
- 文字がかすれたり、汚れで読みにくくなったりしていないかを確かめてください。
- 必要な画像を撮影:文字がかすれたり、光が反射したりしていないかを確認します。
- オンラインで申込み・支払い:料金は3,850円(税込)。免許証の有効期限まで1か月以上あるかも確認します。
- 2〜3日を目安に受け取り:コンビニで印刷するか、郵送(別途600円)で受け取ります。
試験の準備
知識確認と技能確認の準備
知識確認は英語で
文章の問題50問を30分で解き、45問以上の正解が必要です。全国で日本語と20の外国語に対応していて、英語でも受けられます。受付の窓口で希望の言語を伝えます。
同じ左側通行でも油断は禁物
シンガポールは日本と同じ左側通行です。それでも技能確認では、交差点での目視の安全確認、横断歩道の手前での減速、合図の時機など、日本の手順どおりに運転できるかが細かく見られます。
教習所で練習しておく
技能確認は、日本の試験と同じ規格の車とコースで行われます。シンガポールは日本と同じ左側通行・右ハンドルです。それでも、日本の安全確認の手順や合図の時機は細かく見られるので、教習所で試験に合わせて練習しておくと安心です。
- 知識確認対策アプリ Drivey:英語に対応。動画・テキスト・模擬試験で学べます
- 技能確認対策動画 SAMURAI DRIVER:日本語・英語・中国語・ベトナム語で、技能確認のポイントを確認できます
- 技能確認の合格基準・減点・試験中止の項目
- バイク(二輪・原付)の外免切替:バイクの免許の方は、日本のどの免許になるかと試験の違いを確かめてください
企業の方へ
シンガポールの従業員を支援する会社の担当者が確認すること
- 本人の免許の有効期限と、シンガポールでの滞在記録:入社前に確認しておくと、手続きの遅れを防げます。
- 住所地の運転免許センターの予約状況:地域によっては知識確認の予約が数か月先になります。
- 本国・大使館の書類の要否:申請先で求められる書類を、早めに本人と一緒に確認します。
- 試験の準備と業務の調整:知識確認と技能確認の日は、勤務を調整する必要があります。
よくある質問
シンガポールの免許の外免切替Q&A
シンガポールの免許で、日本で運転できますか?
シンガポールの免許証そのままでは運転できません。日本に住んで運転するなら、外免切替で日本の免許を取る必要があります。
シンガポールは知識確認・技能確認が免除されますか?
免除されません。書類審査と適性試験のあと、知識確認と技能確認を受けます。
知識確認は英語で受けられますか?
はい。全国で日本語と20の外国語に対応しており、英語でも受けられます。
シンガポールの免許は、試験が免除されますか?
いいえ。シンガポールは、知識確認と技能確認が免除される国・地域に入っていません。書類審査と適性試験のあと、知識確認と技能確認を受けます(警視庁の案内、2026年9月7日更新)。
パスポートに出入国のスタンプがありません。
自動化ゲートを使った場合など、スタンプがないことがあります。その場合は、シンガポールに通算3か月以上いたことを示す、滞在期間を証明する書類を用意します。
翻訳文はどこで作れますか?
ZIPLUS(3,850円・2〜3日が目安)、JAFなどで作れます。自分で訳したものは使えません。
シンガポールに3か月いたことは、どう証明しますか?
パスポートのシンガポールの出入国スタンプで確認します。スタンプがない場合は、滞在期間を証明する書類が必要です。