皆さん！
車庫証明書はその書類1つで完結すると思っていませんか？車庫証明書を取得するためにはいくつか書類を記入する必要があります。
ここでは外国籍の方が車庫証明書を取得する際に必要な書類についてわかりやすく説明いたしますので、これを読んで準備してください！！
はじめに
前提として、車庫証明書の取得の必須書類の中には印鑑証明書があります。
印鑑証明書の取得方法については【外国人でも印鑑登録出来る！印鑑登録手続きについて】で紹介しておりますので、そちらをチェックしてください。それ以外の書類については駐車場を貸出している大家さんからもらうか、警察署でもらうことが出来ます。必要項目に記入をし、役所で取得した印鑑証明書を添えて警察署に提出いたします。
車庫証明書を取得しなくてはならない理由は、購入及び、譲り受けた車を駐車場で保管する必要があり、しっかり駐車場を借りていることを証明する為に必要となります。
1.自動車保管場所証明申請書
1つ目は【自動車保管場所証明申請書】です。
こちらは警察署でもらえます。 自動車保管場所証明申請は、車を購入する人全員記入が必要です。
記入する上で購入する車の型式・車台番号・大きさの確認を事前に販売店にしてから記入するようにしましょう。
2.保管場所標章交付申請書
2つ目は【保管場所標章交付申請書】です。
保管場所標章とは、 警察署から交付されるシールのことで、自動車の保管場所を申請し、その車を駐車することを承認してもらえた場合に発行してもらえます。
保管場所標章交付申請書とは、車が車庫を確保していることを証明するための保管場所標章（車に貼るステッカー）を交付するために必要な書類になります。 軽自動車を購入する場合は【届出】扱いとなり届出した日と同じ日付を記入する必要があります。 (普通車の所有者が変更になる際や、自宅や会社の所在地などが変更になるときにも必要) 普通車を購入する場合は【申請】扱いとなり、日付の記入は不要となります。
保管場所標章
3.保管場所の所在図・配置図
3つ目は【保管場所の所在図・配置図】です。
所在図・配置図も警察署でもらえます。 所在図とは、「自動車の使用の本拠（自宅など）」と「保管場所」の位置関係を記載し、直線距離を 表示した地図のことです。
※「自動車の使用の本拠（自宅など）」と「保管場所」の位置の直線距離は2km以内である必要があります。
※自宅敷地内に保管する場合は直線距離の表示は不要です。 左は、自宅から駐車場迄がどれぐらい離れているのか、右は駐車場の幅、長さはどれぐらいなのか、何台迄 駐車できるのか詳細を記載したものです。
左の所在図は、以下のようにGoogle マップの地図を貼り付けても問題ないといわれております。 
4.保管場所使用承諾証明書
4つ目は【保管場所使用承諾証明書】です。
こちらも警察署でもらうことが出来ます。 自動車を駐車する場所が、自分の所有している土地ではない場合(アパートやマンションの賃貸駐車場)に記入が必要となります。 保管場所使用承諾書が必要な時は、保管場所使用権原疎明書面は不要となります。
5.保管場所使用権原疎明書面（自認書）
5つ目は【保管場所使用権原疎明書面（自認書）】です。
こちらも警察署でもらえます。 保管場所使用権原疎明書面は駐車する場所が自分の所有している土地である場合に必要な書類となります。 保管場所使用権原疎明書面が必要な時は、保管場所使用承諾書は不要となります。
6.印鑑証明書
6つ目は、印鑑証明書です。
印鑑登録を行い、市役所区役所でもらうことが出来ます。 こちらは別の記事で詳しく説明しているので、そちらを見てください。
最後に
いかがでしたか？ 文字が多くて、一見書くことが難しく思えますが、実は難しい事を要求されているわけではありません。
記載した内容に1つでも誤りがあると、受理されず、再度同じ書類をすべて記載しなくてはいけません。また申請する際は上記の書類一式と、免許証など使用者の住所が記載されている物、申請手数料が2,000円から3,000円かかります。
都道府県によって金額が異なるので、事前に確認してから 申請に行きましょう。
