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運転免許

大型免許取得が難しいとされる6つの理由|実際の取得条件・合格率・費用を解説

大型免許を取得するとダンプカーやミキサー車などの大型自動車を運転できます。普通自動車に比べると車体が大きいため、大型免許の取得難易度は高いと思っている方も多いのではないでしょうか。

警察庁交通局運転免許課の「運転免許統計令和3年版」によると、大型免許(第一種)の合格率は92.6%だったことがわかっています。

※出典:警察庁交通局運転免許課「運転免許統計令和3年版」

合格率は普通免許(第一種)の73.6%に比べると高いため、決して難易度が高いわけではありません。そこで本記事では大型免許の取得が難しいと考えている人に向けて、難しいとされている理由や合格のポイントなどを解説します。

大型免許とは

自動車の区分には、道路交通法によるものと道路運送車両法によるものの2種類あります。このうち運転免許や交通取締については、道路交通法による区分が適用されます。道路交通法による大型自動車の区分は、次の通りです。

  • 車両総重量11トン以上
  • 最大積載量6.5トン以上
  • 乗員定員30人以上

上記のいずれかに該当する自動車は、大型自動車に区分されます。代表的な大型自動車はバスやトラック、ダンプカーなどです。

一種と二種の違い

大型免許には普通免許や中型免許と同様に、第一種と第二種があります。両者の大きな違いは、有償で旅客輸送ができるかどうかです。有償で旅客輸送する場合、二種免許が必要です。

二種免許が必要になる代表的な大型自動車は、観光バスや路線バスなどが挙げられます。回送や試運転では客を乗せないため、一種免許だけでも問題ありません。しかし、バス会社に就職する際には、二種免許を求められるケースがほとんどです。

運転できる車の種類

大型免許を取得すると、大型自動車以外の自動車の運転が可能です。運転できるのは、大型免許の下位免許に位置付けられている次の自動車です。

自動車の種類 車両総重量 最大積載量 乗車定員
中型自動車 7.5トン以上11トン未満 4.5トン以上6.5トン未満 11人以上29人以下
準中型自動車 3.5トン以上7.5トン未満 2トン以上4.5トン未満 10人以下
普通自動車 3.5トン未満 2トン未満 10人以下
小型特殊自動車 1人または2人
原動機付自転車 1人

小型特殊自動車は、車両総重量や最大積載量の規定はありません。その代わり全長4.7メートル以下、全幅1.7メートル以下、全高2.8メートル以下、最高時速15㎞以下の自動車といった条件があります。

また、「大型免許はどう取得する?費用や条件など疑問を解決しよう」では、大型免許の取得方法、費用、期間などを詳しく解説しています。取得を検討している方は、こちらの記事も参考にしてください。

大型免許の取得が難しいとされる6つの理由

大型免許の取得が難しいとされる理由には、車体の大きさや死角の多さなどがあります。また、普通免許に比べて教習時間が長いため、取得費用の高さをネックに感じている人もいるようです。

車体の大きさ

大型自動車は、普通免許で運転できる小型自動車と比べて車体が大きいため、取得が難しいとされています。

自動車の種類 全長 全幅 全高
小型 4.7メートル以下 1.7メートル以下 2.0メートル以下
大型 12メートル以下 2.5メートル以下 3.8メートル以下

大型自動車のサイズは、小型自動車よりも全長が2.5倍程度、全幅が1.5倍程度大きくなります。走行する道路の幅は変わらないため、サイズが大きいと運転が難しいと感じることもあるようです。

死角の多さ

大型自動車はサイズが大きいため、ミラーに映る範囲が広くなることから、死角が多くなります。後方は、ミラーを確認しても死角ができやすい部分の一つです。死角をカバーするために左後方下が映るミラーが設置されていますが、確認しにくいのが現状です。

安全に運転するためにはミラーに頼るだけでなく、目視が重要になります。バックする際にはミラーに映らない部分を後部の窓から目視し、確認したうえでハンドル操作する必要があります。

内輪差の大きさ

大型自動車は車体が長いため、右左折する際に内輪差が生まれやすい自動車です。感覚を誤って運転すると事故につながる恐れがあるため、右左折やカーブを運転する際には注意が必要です。

普通自動車のときと同じように曲がると、人や物と車体が衝突する可能性があります。また、タイヤからはみ出す車体部分(オーバーハング)が長いため、右左折時に車線をはみ出す可能性もあります。慣れないと感覚をつかめないため、自動車教習所での練習が重要です。

エアブレーキの利き具合

大型自動車は、エアブレーキの操作が難しいと言われています。エアブレーキとは空気を利用した制動装置で、中型自動車以上に搭載されています。エアブレーキは、油圧ブレーキに比べて制動力が強いことが特徴です。

そのため、油圧ブレーキと同じようにブレーキを踏むと、急ブレーキのような状態になります。普通自動車とはブレーキ操作の感覚が異なるため、慣れるまでに時間がかかる人も多いようです。

取得費用の高さ

大型免許は中型免許より技能教習の時間が長いため、費用が高くなりやすい部分があります。大型免許(第一種)と普通免許の技能教習の時間は、次の通りです。

免許の種類 他免許の有無 技能教習の時間
中型免許 普通免許(MT)
  • 第一段階:7時間
  • 第二段階:8時間
大型免許 普通免許(MT)
  • 第一段階:12時間
  • 第二段階:18時間
中型免許
  • 第一段階:5時間
  • 第二段階:9時間
大型特殊免許
  • 第一段階:18時間
  • 第二段階:27時間

大型特殊免許は、普通免許・中型免許・大型特殊免許のいずれかを取得してから3年以上経過しないと受験できません。普通免許と大型特殊免許の所持者は、中型免許よりも教習時間が長く設定されています。

また、自動車教習所に通う場合、20~50万円程度の取得費用がかかります。普通免許のみ取得している場合は、35~50万円程度が相場です。なお、費用をおさえる方法については、「大型免許の取得費用を節約する方法」で詳しく解説します。

さらに「【2023年】大型免許の費用比較!合宿料金vs通学料金」(https://ziplus.jp/costcomparison)では、全国エリア別の費用を比較しています。エリア別おすすめの教習所も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

取得できる教習所が限られている

大型免許は、どの自動車教習所でも取得できるわけではありません。教習所の中には、大型免許に対応していないところもあります。そのため、近隣の教習所では大型免許の取得が難しいケースもあります。

近隣に大型免許に対応した教習所がない場合は、合宿での取得を検討しましょう。合宿とは、短期間で集中的に教習を受けられるプログラムです。ただし、一定期間宿泊施設に滞在するため、数日間のまとまった期間を確保する必要があります。

大型免許の取得条件と合格率

大型免許には、年齢や取得している運転免許などの取得条件があります。条件を満たしていなければ取得できないため、事前に確認が必要です。また、大型免許の合格率は高い傾向にあります。

大型免許は取得が難しいとされていますが、どのくらいの合格率なのか参考までに把握しておきましょう。

取得条件

大型免許を取得するには、自動車教習所に通う方法と一発試験を受ける方法があります。どちらの方法も、次の条件を全て満たさなければ受験できません。

項目 条件
年齢 満21歳以上
取得済みの運転免許 普通免許(MT)・準中型免許・中型免許・大型特殊免許 のいずれかを取得済みで3年以上の運転経歴があること
視力
  • 両眼0.8以上
  • 片眼0.5以上
  • 深視力:平均誤差が2センチメートル以内
色彩識別 赤・黄・青の3色を識別できること
聴力 10メートル離れた距離で90デシベルの警音器の音を聞きとれること

普通免許を取得済みの場合、AT限定では対象外になるので注意しましょう。なお、視力や聴力は、メガネや補聴器などの矯正器具の使用が認められています。

合格率

警察庁交通局運転免許課の「運転免許統計令和3年版」によると、大型免許(第一種)の合格率は令和3年度が92.6%、令和2年度が94.0%だったことがわかっています。

【大型免許(第一種)の合格率】

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 72,720人 67,341人 92.6%
令和2年度 69,644人 65,498人 94.0%

合格率は90%を超えているため、自動車教習所に通って学科試験を受ける場合は、決して難しくないレベルです。ただし、第二種になると合格率が一気に下がります。

【大型免許(第二種)の合格率】

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和3年度 11,638人 6,944人 59.7%
令和2年度 13,541人 8,145人 60.2%

第二種は合格率が60%程度になるため、自動車教習所での技能教習をしっかりと練習し、運転技術を身につけることが大切です。

※出典元:警察庁交通局運転免許課「運転免許統計令和3年版」

大型免許を取得するまでの大まかな流れ

大型免許を取得する際にはまず自動車教習所に通い、卒業後に運転免許センターで試験を受けます。試験に合格すると、大型免許を取得できます。

1.教習所で学科と技能の勉強

大型免許は、自動車教習所に通って取得するのが一般的です。教習所では、規定時間の学科教習と技能教習を受ける必要があります。教習時間は、取得済みの運転免許によって異なります。

取得済みの運転免許 学科教習 技能教習
普通免許(MT) 1時間 30時間
準中型免許(5トン限定) 1時間 26時間
準中型免許 なし 23時間
中型免許(5トン限定) なし 20時間
中型免許 なし 14時間
大型特殊免許 4時間 45時間

準中型免許と中型免許を取得済みの場合、学科教習が免除されます。また、限定免許の取得者は、上記の教習に加えて限定解除の講習も必要です。

2.運転免許センターで適性試験・技能試験

自動車教習所を卒業後は、運転免許センターで適性試験と技能試験を受けます。会場には、次の書類を持参する必要があります。

  • 運転免許証
  • 仮免許証
  • 路上練習申告書
  • 写真(縦3センチメートル×横2.4センチメートル)1枚
  • 申請書 など

教習所で受験資格特例教習を受講した場合は、受験資格特例教習修了証明書が必要です。写真は無帽・正面・上三分身・無背景で、6ヶ月以内に撮影されたものに限られます。当日、受付を済ませた後は適性試験に進みます。

適性試験の項目は、次の通りです。

  • 視力
  • 深視力
  • 色彩識別能力
  • 聴力
  • 運動能力

技能試験に合格しても適性試験の基準に達しなかった場合は、運転免許は交付されません。適性試験を受けた後は、技能試験に進みます。なお、大型免許に学科試験はありません。

大型免許の技能試験を合格するための確認ポイント

大型自動車は普通自動車に比べて全長や全幅が長いため、慣れるまでに時間がかかる人も多いようです。試験で一発合格を目指すためには、運転するコツを掴んでおくことも大切です。

右左折は急旋回をしない

大型自動車は、右左折やカーブを曲がる際に内輪差が生じやすい特徴があります。内輪差による巻き込みを防止するためには、急旋回しないことがポイントです。右左折やカーブを曲がる前には十分にスピードを落とし、ゆっくりとハンドルを切ります。

幅が狭い道路では車線をはみ出さない程度に、曲がる方向とは逆に膨らませてから曲がると上手くいくでしょう。

バックは目視で細かく調整する

大型自動車は死角が多く、ミラーだけでは確認できない範囲があるため、バックが難しいとされています。そのため、バックの際には人や物に衝突しないよう、距離感を掴んでおく必要があります。

技能試験では後方感覚を確認するための課題があるため、十分に練習してコツを掴んでおきましょう。試験の際には後方にポールが設置されており、車体とポールとの距離が50センチ以内になれば合格です。

サイドミラーを駆使するのはもちろんのこと、目視しながらハンドルを細かく操作してバックさせるのがポイントです。

ブレーキはゆっくりと踏む

大型自動車には普通自動車のような油圧ブレーキではなく、エアブレーキが搭載されています。エアブレーキは油圧ブレーキに比べて制動力が強いため、慣れるまでは操作が難しいとされています。

普通自動車のときと同じようにブレーキを踏むと、急ブレーキのような状態になるので注意しましょう。エアブレーキを上手く操作するコツは、停止位置まで余裕をもってゆっくりとブレーキを踏むことです。

不安がなくなるまで練習する

自動車教習所での教習時間には上限があるため、運転に不安がある場合は練習時間を増やすのも手段の一つです。地域のトラック協会や運転免許センターの中には、時間単位でコースや車両を貸してくれるところもあります。

教習指導員からのアドバイスが欲しい場合は、添乗指導に対応しているところを選びましょう。大型免許の一発合格を目指すためには、不安がなくなるまで徹底的に練習することが大切です。

大型免許の取得費用を節約する方法

自動車教習所に通う場合、20~50万円程度の取得費用がかかります。取得費用がネックになっている場合は、補助金や助成金が利用できないか確認してみましょう。

大型免許の補助金を利用する

大型免許の取得費用は、教育訓練給付制度で一部を補助してもらえます。教育訓練給付金制度とは厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した場合に、受講費の一部が支給される制度です。

大型免許の場合、受講費の40%相当(上限20万円)の金額が支給されます。給付金制度を利用するためには、次の要件を満たす必要があります。

  • 受講開始日時点で雇用保険に加入かつ加入期間が3年以上であること
  • 受講開始日に雇用保険に未加入の場合は、退職日の翌日から受講開始日までが1年以内かつ過去の加入期間が3年以上であること

教育訓練を修了した後は、ハローワークで支給申請の手続きをする必要があります。給付金制度の対象講座を開講している自動車教習所は少ないため、事前に確認しておくようにしましょう。

所属する会社で助成金がないか聞く

地域のトラック協会によっては、事業者向けに大型免許の取得費に対する助成金制度を設けています。ただし、都道府県が独自に実施する制度なので、すべてのトラック協会が実施しているわけではありません。

また、過去に助成金制度があった場合でも、予算の関係で廃止されている可能性もあります。助成金は、大型免許の取得者ではなく事業者に支払われます。そのため、所属する会社に助成金制度がないかを確認してみましょう。

一発試験での合格を狙う

大型免許は、自動車教習所に通って取得するのが一般的です。しかし、教習所に通わなくても、一発試験で運転免許を取得する方法もあります。一発試験とは、運転免許センターで適性試験や技能試験を直接受ける方法です。

教習所に通う場合に比べて難易度は高いですが、教習費用が不要なので取得費用をおさえられます。一発試験の取得費用は、次の通りです。

項目 取得費用
試験手数料 4,100円
免許証交付手数料 2,050円
試験車使用料 2,500円
取得時講習受講料 22,000円

一発試験の場合、合格後に危険予測や応急救護などの取得時講習の受講が必要です。

正しい知識を取り入れて大型免許取得に臨もう

大型免許を取得すると車両重量11トン以上、最大積載量6.5トン以上、乗員定員30人以上の大型自動車を運転できます。しかし、取得するためには、年齢や取得済みの運転免許などの条件があるため、事前に確認しておきましょう。

また、大型免許の取得は難しいとされていますが、第一種の合格率は90%を超えています。本免試験では技能試験がメインなので、一発合格を目指すためには操作に十分に慣れておく必要があります。

自動車教習所の教習だけだと不安な場合は、地域のトラック協会や運転免許センターでコースと車両を時間単位で借り、しっかりと練習してから試験に臨みましょう。

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ジップラス編集部 運転免許コンシェルジュ

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