グルメや観光スポットが楽しめる福岡県は、合宿免許の行き先としても人気です。教習の合間の空いた時間に観光しながら、小旅行を兼ねて免許取得を目指せるのが魅力です。

本記事では、福岡県で合宿免許を取るときに知っておきたい情報を紹介します。おすすめの合宿免許校や費用の目安、最短日数、福岡県から出発できる九州の学校寮についても紹介するので、福岡県で合宿免許を取りたい人はぜひ参考にしてください。

福岡県で合宿免許を取るメリットは？

福岡県は全国5大都市の一つであり、博多周辺は九州地方の中でも最大規模の都会エリアです。福岡県や九州エリアには観光スポットが多く、プチ旅行気分で楽しめるのが最大の魅力です。

福岡県は明太子や屋台ラーメン、海の幸やいちごなどのグルメが有名で、県内なら少し足をのばせば空き時間にグルメを堪能しに行くこともできます。また、自然が豊かなため、海や山、川のレジャーや温泉なども楽しめる環境です。

友だちと一緒に入校して空き時間に観光を楽しめば、プチ旅行気分で過ごせるでしょう。福岡県での合宿免許は、「合宿先にカンヅメになるだけじゃなく、自由時間には気軽な観光も楽しみたい」という人におすすめです。

福岡県の合宿免許でおすすめの教習所

福岡県で合宿免許を取るなら、おすすめの教習所は「おんが自動車学校」です。詳しく紹介します。

【北九州・遠賀エリア】おんが自動車学校

北九州、遠賀エリアは北九州市の中心部まで60分ほどでアクセスできる、自然豊かな場所です。博多ラーメンや屋台などのグルメだけでなく、世界遺産の八幡製鐵所や宗像大社、宮地獄神社や門司港レトロなどの観光も楽しめます。

おんが自動車学校は駅から近い場所なのに周辺の道路は交通渋滞が少ないため、路上教習もスムーズにおこなえます。

合宿は3食付きで、綺麗なホテルに宿泊できたため、ただ泊まるだけではもったいなく感じたという口コミもありました。無料のレンタサイクルもあり、快適な合宿生活が送れます。

おんが自動車学校の概要は次の通りです。

おんが自動車学校

福岡県・九州エリアの合宿免許は安い？教習所と比べてわかる費用相場

福岡県（九州）で合宿免許を取得する場合の費用相場を解説します。

福岡県（九州）の合宿免許校に入校する場合

福岡県内には合宿免許をおこなっている教習所が少ないため、九州全体で算出した合宿免許の費用相場は2022年12月時点で次の通りです。

• 普通AT：約27万円
• 普通MT：約29万円
• 普通二輪MT（バイク免許）：約18万円

九州エリアでは、南にいくほど料金が高めになる傾向があります。これは料金に交通費が含まれているためです。

普通車免許を持っている人の普通二輪免許取得や、普通二輪免許を持っている人の普通車免許取得の合宿の場合は割引になる場合もあります。

自宅から福岡県県内の教習所に通う場合

福岡県内の教習所へ通学して免許を取得する場合の費用相場（2022年12月時点）は次の通りです。

• 普通AT：約31万円
• 普通MT：約32万円
• 普通二輪MT（バイク）：18万円

料金には、宿泊費用や食事代、自宅から集合場所までの交通費が含まれています。合宿の場合は仮免許試験の受験料と仮免許交付料で2,850円が別途かかります。また、合宿先によっては諸費用（約1万円）がかかるところもあります。

なお、技術の習得がうまくいかなかったり、検定に落ちてしまったりしたときでも、保証が含まれているプランなら、規定回数以内の再試験や補習の際に追加料金がかかりません。

保証の有無や内容は教習所によっても異なります。また、年齢によっても保証内容が異なるので、事前に確認しておきましょう。

福岡県の合宿免許を予約するタイミング

4月に夏シーズンの合宿免許募集が始まるところが多いため、夏休み中に福岡県の合宿免許を利用したい場合は、4月～6月に予約を済ませておくのがおすすめです。

6月以降に夏休みの合宿免許予約をしようとしても枠が埋まっていてできない可能性が高いため、夏休みに参加したい場合は3月ごろから合宿先候補の目星をつけておき、こまめに情報をチェックすると良いでしょう。

九州エリアで安い合宿免許校はある？福岡近郊の学校も紹介

九州エリアでは他にも合宿免許校があります。福岡近郊の合宿免許校を紹介するので、合宿先選びの参考にしてください。

九州エリアでおすすめの合宿免許校

九州エリアでおすすめの合宿免許校は次の2校です。どちらも近くに有名な観光スポットがあり、教習の合間に旅行気分が楽しめます。

• 大塔自動車学校（長崎）
• 種子島自動車学校（鹿児島）

長崎県佐世保市にある「大塔自動車学校」は、バスで15分の距離にハウステンボスがあり、広いコースでのびのびと教習が受けられます。

鹿児島県の種子島にある「種子島自動車学校」は日頃の喧騒を離れ、自然の中で合宿生活が送れます。種子島宇宙センターや門倉岬など、自由時間に観光を楽しむのもおすすめです。

大塔自動車学校 種子島自動車学校

福岡発で行ける合宿免許校なら二輪免許も取得可能

長崎県佐世保市にある「共立自動車学校・日野」は、福岡発で行ける合宿免許校です。関東甲信越、東海、関西から飛行機で参加する場合は福岡県で集合し、教習所へ出発します。新幹線の場合はJR博多駅集合、四国・中国・九州方面からの参加は佐世保駅集合です。

共立自動車学校・日野は、普通車だけでなく、普通二輪車の合宿免許を扱っている数少ない教習所で、日曜日が休校日です。料金は普通AT限定が247,500円（税込）～、普通二輪MTが165,000円（税込）～となっています。

合宿の宿舎は教習所敷地内や隣接した場所にあるため、教習の合間にはすぐに自室へ戻れます。周辺にはスーパー、コンビニ、銀行、郵便局、飲食店、弁当屋、病院などがあり、合宿生活に困ることはありません。無料でレンタサイクルも利用できます。

また、合宿免許には選べる長崎満喫チケットがついており、ハウステンボス入場料優待チケットコースかパールシーリゾート利用券コースのどちらかが選べます。

水族館や世界遺産巡りなど、周辺の観光やグルメを満喫したり、テニスや水泳ができる総合運動グランドでスポーツに汗を流したりして、リフレッシュもできる環境です。

福岡県の合宿免許では最短何日で卒業可能？

合宿免許の場合、AT限定なら最短14～16日、MTなら最短16～18日で卒業できるところが多いです。大まかな流れは次の通りです。

1. 第一段階（学科・技能）
2. 効果測定とみきわめ
3. 修了検定と仮免許試験
4. 第二段階（学科・技能）
5. 卒業前効果測定とみきわめ
6. 業検定、卒業式

AT限定とMTは同じ流れで、AT限定なら上記の流れを全14～16日間、MTは16～18日間でおこないます。AT限定の場合は学科教習が26時間・技能教習が31時間で、MTの場合は学科教習が26時間・技能教習が34時間です。

卒業後は、最寄りの運転免許試験場で学科試験を受け、合格すれば免許証交付となります。

福岡県の合宿免許を予約するときの注意点

福岡県の合宿免許を予約するときは、入校不可地域と交通費の上限に注意しましょう。それぞれの注意点を詳しく解説します。

「入校不可地域」に注意

福岡県で合宿免許を利用する場合は「入校不可地域」を確認する必要があります。教習所では「通いで来られる」と判断した人の合宿申込を不可としているところが多いため、入校不可地域に自宅や住民票の住所、実家の住所がある場合は合宿に参加できません。

たとえば、「おんが自動車学校」では「現住所が北九州市八幡西区・北九州市八幡東区・中間市・直方市・飯塚市・宮若市・宗像市・遠賀郡・鞍手郡の9地区にある方はご入校できません。（引用）」という規定があります。

このように、入校不可地域の場合は合宿免許の予約ができないため、自分の住んでいる場所や住民票、実家の住所が教習所の定める入校不可地域に該当しないか、あらかじめ確認しておきましょう。

おんが自動車学校

支給交通費の往復上限が設けられていることが多い

福岡県や九州の合宿免許には遠方から参加する人も多いですが、交通費支給額に上限が設けられている点に注意してください。上限額を超えた分の交通費は自己負担になります。

また、交通費支給の範囲内に収まっている場合でも、交通費は一旦立て替えて支払い、卒業時に精算される仕組みです。この際、領収書が必要な場合と不要な場合があるので事前に確認しておきましょう。

なお、卒業時に清算して支払われるため、途中で転校、退校、一時帰宅した場合は支給されません。また、集合場所までの交通手段は自分で手配する必要があり、新幹線や特急を利用した場合は基本的に自由席のみが対象となるので注意しましょう。

グルメも観光も全部楽しめて小旅行気分！福岡県の合宿免許を検討してみよう

福岡県や九州エリアは、魅力的なグルメや観光が楽しめるため、合宿免許先として人気です。明太子や屋台ラーメン、いちごや海の幸、もつ鍋など、グルメが堪能できるだけでなく、数々の世界遺産や観光名所、海や山のレジャーでリフレッシュもできます。

福岡県や九州エリアには合宿免許校が少ないため、混み合う時期に免許取得を考えている場合は、早めに予約を取ることが大切です。夏休みに合宿へ参加したい場合は、4月～6月までには予約をしておくと良いでしょう。

合宿免許なら通学するよりも早く、費用を抑えて免許を取得できます。福岡県や九州エリアの合宿免許で、小旅行気分を味わいながら楽しく免許取得を目指しましょう。