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バイク免許を教習所で取得するまでに押さえておくべき3つのポイント

バイクの免許を取る為に教習所に通おうと思っても、初めての二輪免許取得だとどのくらい費用がかかるのか?どんなことをするのか?いきなり大型二輪も取れるのか?必要な物は何か?などわからないことだらけですよね …

バイクの免許を取る為に教習所に通おうと思っても、初めての二輪免許取得だとどのくらい費用がかかるのか?どんなことをするのか?いきなり大型二輪も取れるのか?必要な物は何か?などわからないことだらけですよね。
ここではそんな教習所に通うにあたっての疑問を解決すると共に、知らないと損するかも知れない情報をお届けします。

バイク免許のおすすめ合宿免許特集

その教習所、実は損かも?教習所の選びかた

教習所によって異なる事も!?まずは入所資格の確認

教習所への入所可能年齢は15歳~18歳と教習所ごとにバラバラ

普通二輪免許は16歳から取ることが出来ます。
つまり教習所で取得する場合はどんなに早くても16歳の誕生日を迎える数か月前に入所して、卒業検定(卒業時に行う試験)を受ける日には16歳の誕生日を迎えている必要があるのですが、教習所によって16歳になってからでないと入所できない場合や、18歳以上でないと入所できないなどルールが異なる場合がありますのでご注意ください。

二輪免許取得に必要な身長は何cm?

また、二輪車の場合「身長が〇〇cmしかないんですが入所できますか?」という質問をよくいただくのですがこれは回答が非常に難しいです。
実際に跨ってみて地面に足が届くかどうかは、身長や足の長さだけでなく使用している教習車両のシート高や、体重で後輪のサスペンションがどの程度沈み込むかにもよって変わるため一概にはお答え出来ないんです。そのためお手数ですが一度教習所に来ていただいて実際に跨っていただくのが確実です。
実際過去に身長142cmの筆者の知人女性が大型二輪免許を取得出来たので、低身長だからと言って必ずしも取得できないとは限りません。

なお、1つの教習所で試してダメだったからと言って諦めないでください。教習所によって使用している車種が違うこともありますし、同じ車種でもセッティング次第でシート高は微妙に変わります。更に教習所によっては小柄な方向けに大幅なローダウン(車高を下げる)仕様にした教習車を準備している場合もあります。

同じ免許の取得でも教習所ごとに異なる教習料金。何が違うの?

同じ免許の取得なのに、教習所により料金が大きく異なる場合があります。指定自動車教習所で行う教習の内容や時間は法令で定められているので、大幅な差が出る事はほとんど無いのですが、こと二輪の場合は教習コースの作りで教習所側の教習コストが大きく変わってくるんです。

細かい基準は省きますが、ざっくりお伝えすると【二輪用コースが一定以上の大きさであり、かつ四輪車が入れないよう完全に分離されている場合】【二輪用コースが一定以上の大きさで四輪と二輪が一緒に走る場合】【二輪用コースが一定の大きさ未満で四輪と二輪が一緒に走る場合】の3種類で、【1人の指導員(教習所の先生)に対して同じ時間に何人の教習生を同時に教習して良いか】が異なります。

例えば同じ時間に5人の指導員が二輪の教習に従事する場合でも、最初に挙げたコースを持つ教習所では最大で23人の教習生の指導が可能ですが、最後に挙げたコースを持つ教習所では10人までしか教える事が出来ません。その為教習料金も倍以上の差が出る場合があるんです。
逆に、1人の指導員が複数の教習生を見ることになるので一人ひとりへの目配りやアドバイスなどはどうしても薄くなってしまいがちです、指導員にしっかり見て欲しいという場合や実際の道路に則した環境で教習したいという方は、割高にはなりますがあえて専用コースを持たずに混合教習を行っている教習所を選ぶのもアリだと思います。

単純な金額だけで比較しない、教習所内外のお得な割引を最大活用しよう

Webでは公開してないかも?教習所の割引を上手に使おう

教習所の料金を比較する際ご注意いただきたいのが「割引」です。友人紹介の割引や、友人を誘って複数名同時申込する場合など、教習所の割引はいろいろな条件ごとに存在します。

特に普通車免許をお持ちの方は普通車の免許を取得した教習所に一度問い合わせをしてみましょう。卒業生割引でWebに公開されている金額より大幅値引きができる場合があります。

教習所の外の割引も最大活用しよう

割引は教習所以外にも存在します。たとえばバイクの販売店では免許取得応援キャンペーンなどの名前で、新規で二輪の免許を取る方に向けてバイクの購入代金を数万値引く割引を行っていたりします。教習所入所前に申請しないといけない場合もありますので、入所前に要チェックです!

その他も要確認、最低限の教習料金以外にかかる費用は?

続いて教習所の保証や送迎バスにも気を配りましょう。保証がついていない場合、当初安く見えても補習の料金がかさみ結果的に高くなってしまうケースがあるからです。
また、最寄りからの送迎バスが無くて電車等で通学する予定なら電車代なども考慮に入れておきましょう。
どんなに効率よく教習予約を取ったとしても10回程度は教習所を訪問することになるので、往復の交通費×10はかかってきます。教習料金が安い教習所でも、交通費を加味すると近場の教習所より高くなるかも知れませんよ?

普通二輪免許が無い状態から最も安く大型二輪を取得するには

「いきなり大型」は法律的にはOK、ただし・・・

まず、前提として法律的には普通二輪免許が無くても大型二輪免許の取得は可能です。ただし、受けなければいけない教習時間が増えるため、普通二輪から順に取得した場合の合計の教習時間とほぼ変わりません。そのため普通二輪の過程を飛ばしていきなり大型二輪の取得で教習所に入所したとしても教習料金もほとんど安くはなりません。

ではどうすれば安く取得できるのでしょうか?
ちょっと技術を要する裏技的な方法ですが、取り敢えず普通二輪免許だけとってみてその後すぐに試験場で大型二輪免許の一発試験を受けてみるという手があります。

免許取得で難しいのは「法規走行」

というのも、免許取得に当たって最も難しいのは法律に従って走行する「法規走行」の部分です。普通車免許をお持ちの方ならイメージしやすいと思いますが、交差点の何メートル手前で合図を出して、安全確認して、進路変更して、また安全確認して、曲がる。というアレです。

普通二輪の教習を終えて免許を手にした直後であれば、法規走行に関しての知識もバッチリ残っていると思いますので、最も減点されてしまいがちなこの部分はしっかり出来ているはずです。
試験場での試験も同じようにすれば良いだけなので、普通二輪の卒業検定を余裕をもって合格出来ていたなら試験場での試験に合格できる可能性も高いと思います。

教習所で受ける普通二輪の卒業検定が難しいと感じるようなら諦めてそのまま大型二輪も教習所で取得した方が良いですが、試験場での試験に一回で合格できれば合格後の取得時講習を合わせても大型二輪の取得部分にかかる費用はわずか22,750円です。教習所で取得するよりもずっと安く免許を手にすることが出来ますよ。

MT免許のススメ

AT二輪は小回りが苦手

二輪免許の場合、筆者としてはMTでの取得を強く推奨します。
というのも、二輪の免許取得ではスラロームや8の字走行、Uターンなど小回りを要求されるシーンがしばしばあります。
AT限定での免許取得ではいわゆるビッグスクーターで教習を行うことになるのですが、車両特性上MT車と比べて直進安定性が高く、反面小回りは苦手なためこのような教習課題をクリアするにはあまり適していません。

AT二輪は安定性に優れる、ただし・・・

では安定性が必要になる低速で行う教習には向いているのか?と思いがちですが、実は二輪のAT車は構造上普通車と異なりアクセルを開けなくてもゆっくりと車体が前に進む「クリープ現象」が存在しません。
そのため、車体を前に進ませるためにはある程度アクセルを開けないといけないのですが、「クラッチが繋がり車体が動く程度アクセルを開けつつ低速を維持する」というのはなかなかに難しいです。実際にはアクセルを開けつつリアブレーキを使って減速するのですが、うっかりアクセルを閉め過ぎると急にタイヤに動力が伝わらなくなりバランスを崩すことになります。

<それ以前に取り扱いがない場合も>
これらを度外視したとしても二輪免許は普通自動車と異なりATよりMTの需要が圧倒的に多く、ATの教習車を用意していない教習所や、MTAT同一料金で行っている教習所も存在しますので、仮に免許取得後AT車にしか乗らないつもりであってもMTでの免許取得を推奨します。

二輪車のクラッチ操作は左手のレバーで行います。足に比べて繊細なコントロールが効く手の指でのクラッチ操作ですので、足で操作する車より微妙なコントロールが可能です。

「実は普通車もMTで取ろうとしていたけど、クラッチ操作が上手く出来ず途中でATに変えた」という方も二輪に関してはもう一度頑張ってみてはいかがでしょうか?

教習所入所に必要なもの、教習所で行う事

教習所ごとに異なる必要書類や必要装備

必要書類は教習所や都道府県にもよって異なります

まず必要書類についてですが、実は入所に必要な書類は教習所や教習所のある都道府県を管轄する公安委員会によって若干異なります。

免許取得といえば住民票が必要になるイメージがありますが、他の免許を所持していれば教習所によって不要な場合がありますので、無駄はお金をかけて取ってしまわないように事前にしっかり確認しましょう。また、もう1つ住民票以外の身分証明が必要になりますが、こちらも保険証やパスポートなどでないとダメなところから、学生証や公共料金の領収書でも良いところなど都道府県や教習所により使用できるものが異なります。

二輪用装備について

二輪用装備に関しては教習所毎に規定が異なりますが、最低限ヘルメット・グローブは必須です。教習所で貸出している場合は良いですが、していない場合は自分で用意する必要があります。
特にヘルメットは数万円しますが、どちらにせよ免許取得後に自分のバイクを買って運転するようになれば必要になるものなので「免許取得費用が上がる」とは考えないようにしましょう。
また、「免許取得で使うだけでだから」と間に合わせで買うのではなくしっかりとしたもので選びましょう。(免許だけとって乗らない場合は別ですが、そんな方はほとんど居ないと思います)

ヘルメットについて

なお、教習に使えるものはフルフェイス(システムヘルメット含む)・もしくはジェット型で125cc以上で利用可能な乗車用ヘルメットです。工事用など乗車用でない物(PSCマークが付いていない物)や、125cc以下しか使えない物(0.125ℓ以下用と書いてある物)は教習で使えません。

ヘルメット国内の乗車用ヘルメットの場合必ずこのPSCマークがついています。

また注意点としてミラーシールドやスモークシールド付のヘルメットを利用される場合は教習では使用できないか、使用できてもシールドを開けて頂きます。(指導員が目線を確認出来ない為)


ミラーシールド、これは視線が見えない為教習NG


私の行った教習所の場合このように開けた状態であれば教習可能でした

グローブについて

グローブは軍手でもOKの教習所もあります。ぶっちゃけ教習所内では軍手でも十分ですがヘルメットと同じく結局後から必要になりますし、転倒時の安全性を考慮するとやはりちゃんとした革製の物が良いです。
グローブは2千円程度~数万円以上の物までありますが、正直しっかりした革製の物であれば安いものでも十分です。教習所での使用ではそんなにスピードを出すこともありませんし、操作性最優先で考えてしまって大丈夫です。

免許取得後も見越して、安全面を気にする場合は当て皮などで手の平側の手首寄りにプロテクションがしっかりしたものが良いと思います(筆者の経験上、とっさに手を着いてしまうとこの部分を擦る事が多いです。)

グローブこの部分

グローブ手の甲側はこういったフィストガードがついていると安心です。

安全のために胸部プロテクターの装着を

また、少し余談になりますが安全面に気を配るなら胸部プロテクターも備えておきましょう。
警視庁の平成29年都内での二輪車の死亡事故統計によると死亡原因の約27%が胸部の損傷と頭部に次ぐ多さです。
頭部、胸部を除く残りの部位は全て10%未満となっており、なんとこの2箇所だけで原因の75%を占めます。3,000円程度で買える物で、目立たないように上着の下にもつけられるので安全の為にも着用をお勧めします。

プロテクターこんなの。ライディングジャケットの内側に装着すれば目立ちません。

路上教習や高速教習は行うの?実際にバイクを運転して行う技能教習

体がむき出しの二輪車での路上教習、怖いですよね。
ご安心ください、二輪の教習では実際の路上に出ての教習や高速道路の教習は行いません。

そのため、路上に出るための仮免許の取得も必要ないので二輪車に関しては仮免許自体が存在しません。当然国に納める仮免許の交付料金も不要です。

技能の教習は第一段階:基本操作および基本走行、第二段階:応用走行となっており、倒れているバイクの起こし方や駐車の方法に始まり実際にバイクに乗車しての基本的な操作方法の教習や、スラロームやクランク、急制動などの教習も行います。

必要ない場合も?学科(筆記)の教習

学科教習に関しては原付免許のみ所持している場合や、何の免許もない場合は受ける必要がありますが、普通自動車免許などを持っている場合は1時限だけしかありません。

その1時限もセット教習の危険予測というもので、実際のコースで普通自動車に乗車して普通車から見た場合の死角や、普通車から二輪車がどのように見えるか、などを学ぶ教習です。
学科扱いではあるものの、教室に入っての座学ではなく屋外になるので、あまり学科の授業という感覚はないと思いますよ。

また、学科の授業を受ける必要のある方も、前述のように仮免許の無い免許となりますので2段階に進むために仮免許の筆記試験に合格しないといけない、なんてことはありません。

教習所入所に適した時期は?

夏教習の注意点

「二輪なら風も当たって気持ち良いだろうし夏が良いのでは?」とお考えになるかも知れませんが、実は二輪車の運転中は想像以上に暑いんです。

教習所では転倒による怪我防止の為、二輪の教習中は必ず長袖長ズボンです。これは真夏であったとしても変わりません。

真夏に長袖長ズボンでヘルメットまで着用して扇風機の強風に当たっているようなものです、加えてすぐ手前に「エンジン」という名前のストーブまであります。どのくらいの暑さになるかご想像いただけるでしょうか?

特に注意!冬の教習

最も避けて頂きたいのは冬場の教習です。積雪や路面の凍結などがある場合はそもそも教習自体を行うことが出来ませんし、仮に教習が出来たとしても非常に寒いです。

特に走行風が直撃する手の冷えが一番の問題です。かじかんでしまっては運転操作、特に微妙な力加減が必要になる左手のクラッチ操作などを上手く行えないですし、防寒の為に分厚いグローブをすると今度はそれ自体が指の動きを阻害してしまいます。

グローブ冬用のごつい防寒グローブはこんな感じです。指の動きが阻害されるため夏用に比べて細かな操作が難しくなります。

グローブ筆者の所持している中では最も動かしやすいレース用のグローブ。冬の街乗り用と対比すると生地の厚みの違いがわかりますね。

また、冷えた路面はタイヤのグリップも低下するので転倒のリスクも上がりますし、急制動などは温かい時期に比べて難しくなってしまいます。

春・秋入所がおススメ!

どのくらいの期間をかけて卒業するかにもよりますが、教習を受ける時期としては春・秋がおススメです。暑すぎず寒すぎもしない丁度良い時期なので、直接体が外気に触れる二輪の教習には最適です。

また、二輪車の場合入所から遅くても9ヶ月以内に教習所を卒業しないとそれまでの教習が無効になってしまいます。
入所時は春だったけど教習所に行けない日が多く気が付いたら冬、慌てて教習予約を入れるも積雪の関係で教習が出来ない間に期限が切れてしまった!なんてことがないようにご注意ください。

 

いかがでしたでしょうか?このように二輪免許の教習は「知っていなければ気付けない」大事なポイントがいくつもあります。
この記事が初めて二輪免許を取得される方の教習所選びや、快適な教習の一助になれば幸いです。

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ジップラス編集部 運転免許コンシェルジュ

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