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運転免許コラム

運転免許や合宿免許に関する役に立つ事がたくさんまとめられているよ。

運転免許

運転免許の取り方を徹底解説!免許取得までの流れを理解しよう

運転免許の取り方にはどのような選択肢があるか知っていますか。教習所に通う以外の方法もあり、想定より短期間での取得も可能です。運転免許があれば、日常生活の移動範囲は広がり、交通機関に縛られず自由に移動できます。仕事でできることも増えて、使い勝手の良い資格です。

自身で車を所有するのは維持費が負担になる人も、レンタカーやカーシェアリングを利用できると、旅行や買い物をしやすいでしょう。

そこで本記事では、運転免許の取り方について、種類やそれぞれの流れをわかりやすく解説します。

警察庁の2022年版の運転免許統計によると、保有者は8,000万人いる資格です。試験の合格率も平均で7割を超え、難しいものではありません。この記事を参考に、スムーズに運転免許を取りましょう。

運転免許の取り方は3パターン

運転免許は次の3つの取り方があります。

  • 教習所に通う
  • 一発試験で取得する
  • 合宿免許で取得する

どの方法でも試験に合格できるならば結果は一緒ですが、かかる費用や期間は大きな差があります。それぞれの特徴について詳しく解説していきます。

教習所に通う

教習所に通う場合は、最寄りの公安委員会に認められた指定自動車教習所で、交通ルールや運転技術を学びます。卒業後は運転免許センターで学科試験に合格すると、運転免許が取れます。

教習所では、1時限を50分とした学科を26時限と、技能で31~34時限の講習を受けてください。技能教習は普通自動車のAT車限定で31時限、MT車で34時限必要で、1日に受けられる上限が定められています。20時や22時まで営業している教習所もあるため、通勤通学をしながらでも通えます。

卒業までの期間の目安は2~3カ月で、予定を詰めると1カ月程度に短縮可能です。費用の相場は24~30万円で、利用する教習所や時期、開催中のキャンペーンなどで変わります。学生の間や、4~6月や10~12月の閑散期では安くなる傾向があり、予算を重視したい人は通うタイミングも調整しましょう。

一発試験で取得する

一発試験とは、教習所に通わずに運転免許センターの学科と技能の試験に合格して、運転免許を取る方法です。取得を急いでいる場合は選択肢に入りますが、他の方法に比べて難易度は高いものです。

学科に関しては、問題集が出版されているため独学でも学習しやすいです。しかし技能になると、私有地で交通のない場所でしか無免許での練習はできません。運転経験がない人が一発試験で運転免許を取るのは現実的でなく、取り消された人が再度取得するために利用するのがメインです。

取りたい運転免許が原付だけの場合は、技能試験がなく一発試験に向いています。数千円の手数料を支払い、学科試験に合格して講習を受けるだけなので、最短1日で取得可能です。

合宿免許で取得する

合宿免許では、教習所の卒業に必要な学科や技能の教習を、用意された宿泊施設に滞在しながら2週間程度で集中的に受けることになります。費用は18万円程度からと、通うより大幅に節約できます。卒業までの試験に落ちても、追加講習の費用負担なしというプランを設けている教習所もあり、想定している予算内で運転免許を取れるでしょう。

合宿免許では、同じ目的をもった人達との出会いがあり、旅行気分を味わえるメリットがあります。観光目的で県外のプランを選び、自由時間にグルメや観光を楽しむ人もいます。現地までの交通費を支給してくれるものもあり、選択肢を広げやすいです。

一方で、合宿免許に参加するためには、まとまった日程の確保が必要です。仕事やアルバイトで予定を空けられない人は、利用するのは難しいでしょう。また、相部屋よりシングルルームを選んだり、豪華な合宿施設だったりすると費用は高額になります。

【タイプ別】おすすめの運転免許取り方

運転免許の取り方は、学生と社会人では時間の確保しやすさやかかる費用から、それぞれのおすすめは異なります。詳しい理由を解説していきますので、自身に合った取得の時期を決めましょう

学生

大学生であれば、夏や春の長期休暇を活用して、合宿免許で取るのがおすすめです。教習所に通うより費用は安く、短期間で卒業できます。学割を適用できるケースもあり、アルバイト代を貯めて参加する人もたくさんいます。

高校生の場合は、通っている学校や誕生日によって状況は変わります。校則によって運転免許を取る時期や条件が決まっており、隠していると発覚したときに進学や就職に悪影響が出ます。学校の許可が下りて、長期休暇の直近で18歳の誕生日を迎えるならば、合宿免許が利用可能です。

高校3年で進学先や就職先が早々に決まっている人ならば、10~12月頃に教習所に通うのがおすすめです。学校からの許可は下りやすく、教習所の閑散期で2~3月の繁盛記より費用も安い可能性が高いでしょう。

社会人

社会人は、学生より合宿免許に参加できるほどの長期休暇の確保は難しく、ゼロからの一発免許は難易度が高いため、教習所に通うのがおすすめです。費用は合宿免許よりは高額になることが多いです。

仕事で平日の昼間に時間を確保できない人は、夜間コースがある教習所を探してください。22時頃まで営業しているところもあり、定時で退社できる人なら十分通えます。もしくは土日コースにしておくと、突然の残業で予定が狂う心配は不要です。

フレックスタイム制など、働く時間帯の自由度が高い人は、昼間に教習所へ通うのがおすすめです。夜間コースでの利用には追加料金が発生するケースもあるので、日中に通うほうが費用を節約できます。

教習所での運転免許の取り方

教習所は、運転免許試験場での技能試験が免除される指定教習所と、免除されない未指定教習所があります。指定教習所で運転免許を取る場合、次の7ステップになります。

  1. 入校
  2. オリエンテーションと適性検査
  3. 第1段階
  4. 修了検定と仮免
  5. 第2段階
  6. 卒業技能検定
  7. 免許センターでの試験

各ステップで何をするのかを紹介していくので、入校前にイメージを固める参考にしてください。

1:入校

教習所を選ぶ際には、自身が通える教習所のプランや金額を比較しましょう。交通量の少ない地域に住んでいて、運転免許を取ったあとに交通量の多い都市部に引越し予定がある人は、引越しをしたあとで最寄りの教習所のペーパードライバー講習を受けることも検討してみてください。交通量が多いと運転の難易度は上がるため、教習所の段階から慣れておくと、事故のリスクが下げられます。

入校するときは、費用を一括で支払うのが一般的です。事前に貯めておくかクレジットカードに対応しているところを探してください。通える範囲で選択肢がなく、お金が不足している場合は、運転免許ローンを検討しましょう。金利分を含めると必要な費用は増えますが、学生からでも利用できます。

2:オリエンテーションと適性検査

教習所での初日は、オリエンテーションと適性検査があります。オリエンテーションでは、教習所の利用方法や施設の説明が行われます。案内に従い教室に集まり、教官達の話を聞くだけです。

適性検査では次の3つが行われます。

  • 視力検査:普通自動車では片眼0.3以上、両眼0.7以上必要
  • 運動能力検査:アンケート形式で聴力や運転に支障がある障害などを聞かれる
  • 運転適性検査:アンケート形式で行動や性格について答える

視力検査に合格できなかった場合は、再検査してからの入校になります。不安がある人は事前に眼科か眼鏡屋で相談をして、必要であれば眼鏡やコンタクトを用意しましょう。

運動能力検査では、障がいがあったり耳が遠かったりしても、補助でカバーできるならば教習を受けられます。運転適性検査は自身の運転適性を知るためのもので、どのような結果でも入校に影響はありません。

3:第1段階

第1段階では、1時限50分の講義を学科と技能でそれぞれ、次の時限だけ受けてください。

  • 学科教習:10時限
  • 技能教習:MT車15時限・AT車限定12時限

学科教習の内容は、基本的な交通ルールや歩行者の保護です。10種類あり、順序に制限はないので受けられるものから受講しましょう。教習は配布される教本に従って進むため、毎回持っていきましょう。

技能教習は、教習所内で基本の発進や停止、交差点での右左折、道路での交通状況の判断方法などを学びます。助手席に教官が座り適宜指導をしてくれ、万が一危険な運転をしても補助席のブレーキで止めてもらえます。

S字やクランクの走行は、初回だと脱輪するかもしれません。失敗を恐れず前回の分析をして慣れていきましょう。MT車で運転免許を取る人は、クラッチの切り替えでエンストをしやすいです。坂道発進では、急発進にならない加減を身に付けてください。

4:修了検定と仮免

第1段階の学科と技能の教習をすべて受講し終えると、路上運転に入る前に技能の修了検定と仮免の学科試験が行われます。修了検定は減点方式で、教習所内のコースを走行し技能教習で学んだことをチェックされます。不合格になると補修を1時限以上受けてから再試験になり、合格できるまで先には進めません。

学科試験は、学科教習の範囲内で〇×形式の問題を解きます。30分以内に50問回答し、45問以上正解できると合格です。問題文をよく読まないと間違えやすいひっかけ問題もあるため、配布される練習問題や過去問を繰り返し解いておきましょう。不合格になると修了検定と同様に、1時限以上の補修を受けてから再試験を受けることになります。どちらも追加料金が発生するため、できるだけ1度での合格を目指しましょう。

学科試験の注意点として、修了検定の合格から3カ月以内に合格できないと、修了検定からやり直しになります。社会人で日々の仕事が忙しい場合でも、スケジュールに余裕をもってできるだけ早く試験を受けてください。

5:第2段階

第2段階では、第1段階と同様に、学科と技能で次の時限だけ教習を受けます。

  • 学科教習:16時限
  • 技能教習:19時限(MT車でもAT車限定でも一緒)

学科教習の内容は第1段階より専門的になり、交通事故を防止する方法や悪条件での運転方法などを学びます。応急救護措置の講習では、技能もあり心配蘇生法やAEDの使い方を覚えましょう。

技能教習では、ここから路上での運転になります。一般車両と一緒に走るため、交通の流れを妨げないようにしてください。前半は教官の指示通りのコースを運転し、後半はゴールだけ指定され自身で経路を検討して走ります。高速道路での教習も1度あり、一般道路との違いを覚えましょう。

危険予測に関する教習は、学科と技能を組み合わせて3時限連続で受ける必要があります。受けないと次の段階に進めないため、スケジュールを空けておきましょう。

6:卒業技能検定

第2段階のすべての教習を受講し終えると、卒業技能検定に進めます。教習のコースと路上で行われ、修了検定と同様に減点方式で採点されます。信号無視や一時不停止などの危険行為は検定中止ですが、右左折方法や駐停車措置の違反といった軽微ものは猶予があります。焦らないで最後まで運転を続けてください。

卒業技能検定で不合格になっても、補修を受けたあとならば再挑戦は可能です。すべての教習が終了してから3カ月以内に合格してください。期限を過ぎると退校扱いになり、支払った費用は返金されず、いちから教習所に通いなおすことになります。

合格できると教習所から卒業証明書をもらえます。次の段階で必要になるので、大切に保管しておいてください。合宿免許の場合は、ここまでのステップを凝縮して行います。所定通りに卒業できない人は、延泊して合格を目指すことになります。

7:免許センターでの試験

運転免許を取る最後は、免許センターでの学科試験です。50分以内に1問1点の〇×問題を90問と、1問2点のイラスト問題を5問解き、90点以上を獲得する必要があります。卒業から1年以内は何度でも受けられますが、1日でも過ぎると受験できません。土日祝日や年末年始は試験を実施していないため、繰り返し落ちると日程の調整も大変です。

試験の当日は以下のものをそろえて、免許センターで受け付けをしてください。

  • 教習所の卒業証明書
  • 仮免許証
  • 本人確認書類(健康保険証・マイナンバーカード・パスポート・学生証など)
  • 住民票
  • 証明写真
  • 筆記用具
  • 試験代

合格者には当日に運転免許が交付されます。1年間は初心者マークを忘れずにつけましょう。レンタカーや社用車など、自家用車以外の車を運転するときも表示は義務付けられています。違反すると1点の減点と4,000円の反則金が課されます。

一発試験利用での運転免許の取り方


一発試験で運転免許を取る流れは次の4ステップです。

  1. 適性試験
  2. 仮免試験
  3. 本免試験
  4. 特定講習もしくは取得時教習を受ける

教習所に通うよりステップは少ないですが、身に付けておくべき知識や技能は同じです。違いも意識しながら、詳細を見ていきましょう。

1:適性試験

適性試験は最寄りの免許センターで受けられるので、次の書類を用意して受付を済ませてください。

  • 住民票
  • 証明写真
  • 本人確認書類(健康保険証・マイナンバーカード・パスポート・学生証など)
  • 試験代

試験代は免許センターによって異なるため、管轄する警察署の公式サイトなどで確認しておくと良いです。

適性試験では、次の4つの検査が行われます。

  • 視力検査:普通自動車では片眼0.3以上、両眼0.7以上必要
  • 色彩識別能力検査:赤・青・黄色を識別できるか
  • 聴力検査:10m離れた距離で90デシベルの音(大声での読聴程度)が聞こえるか
  • 運動能力検査:自動車の運転に支障がでないか

視力や聴力は眼鏡や補聴器の使用は認められ、運動能力は義手や義足でも運転に支障がなければ合格です。

2:仮免試験

仮免試験では、学科と技能の試験が行われ、教習所のときと同様に次の基準を超えると合格です。

  • 学科試験:50問の〇×問題で45問以上正解
  • 技能試験:減点方式で70点以上を獲得

学科試験は市販の本を活用できますが、技能試験はどこかで練習を積む必要があります。複数回受験する覚悟をしていたほうが無難です。

午前中に学科、午後に技能に合格しても、1日目で進めるのはここまでです。仮免許証を受け取り、翌日以降に備えましょう。

3:本免試験

取得した仮免許証で、5日に分けて5回以上(1回は2時間以上)路上教習を受けると、本面試験に進めます。こちらも合格の条件は、教習所での卒業技能検定や免許センターの試験と同等で、次のようになっています。

  • 学科試験:95問を50分以内に解いて90点以上
  • 技能試験:減点方式で70点以上を獲得

技能試験は路上で運転をするため仮免許証を忘れてしまうと、試験が受けられません。学科は技能試験に合格した翌日から受けられ、難易度は教習所に通って運転免許を取る場合と一緒です。

4:特定教習もしくは取得時講習を受ける

特定教習は本免試験前に受けるもので、取得時講習は本免試験後に受けるものです。講習では高速運転や危険予測運転・応急救護処置を学びます。特定教習をうけておけば、本免試験に合格すると当日に運転免許を発行してもらえます。費用も異なるため、自身に都合の良いタイミングで受講してください。

3つの学習時間は合計で7時限分あり、1日は予定を空けておくと良いでしょう。免許センターによっては講習日が決まっていたり、複数日にまたがったりすることもあります。事前に確認しておかないと、運転免許の取得が想定より遅れてしまいます。

運転免許の取り方は自分に合うプランを選ぼう

運転免許証の取り方は3つあり、教習所に通う人の割合が最も多いものですが、最短期間で免許を取得したい人や、費用をおさえたい人には合宿免許もおすすめです。一発試験という方法もありますが、練習なしでの技能試験は難易度が高くおすすめできません。

かかる費用は教習所で24~30万円、合宿免許は18万円からで豪華な宿泊施設だと高額になります。どちらで卒業しても免許センターでの学科試験は必須で、3カ月以内に合格しないといけません。自分に合うプランを検討して運転免許の取得を目指しましょう。

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ジップラス編集部 運転免許コンシェルジュ

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