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合宿免許

免許合宿に持っていけばよかったアイテムを厳選!快適に過ごすために必要なものは?

運転免許取得のための合宿は約2週間、長いと1カ月近くにわたるため、快適に過ごすためには持ちものの確認が大切です。

身分証明書や衣類といった絶対に必要なアイテムは免許合宿の案内にも記載されているのが一般的ですが、モバイルバッテリーやちょっとした遊び道具のような、あると役立つ便利グッズなどは書かれていません。

そこで、この記事ではあると役立つアイテムやちょっとしたアイテム選びのポイントを解説します。免許合宿に持って行ける荷物は限られているため、この記事を参考にできるだけ少ない荷物でも効率的な荷造りをしましょう。

免許合宿の入校に必要なもの

まずは免許合宿の入校にあたって絶対に必要な書類・アイテムについて解説します。最低限必要なものは次の通りです。

  • 身分証明書
  • 運転免許証(ある場合のみ)
  • 住民票
  • 印鑑
  • メガネまたはコンタクトレンズ(必要な人のみ)

身分証明書

まず身分証明書を用意しましょう。

一般的に身分証明書とは次のものです。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード(顔写真付きのもの)の原本

身分証明書に関して重要なのは、身分証明書に記載してある住所と、住民票に登録してある住所が同一であることです。

また、卒業時点で有効期限内であることが重要なので、それぞれの身分証明書の更新日が近い場合はよく確認しておきましょう。

運転免許証(ある場合のみ)

運転免許証を持っている場合は、必ず持っていきましょう。必要なのはコピーではなく原本です。

運転免許証があると学科教習が短縮され、料金が安くなる可能性もあります。運転免許証がある場合は「できれば持っていく」ではなく「必須」なので注意が必要です。

たとえば、「免許証を持っているが、紛失している状態なので持っていけない」という場合は再発行して持参します。「破損・汚損しており、利用に難がある」という場合も同様です。

また、合宿中に有効期限が切れてしまう場合は、更新してから持っていきましょう。

結婚・引越しなどで免許証に記載してある情報が、現状と異なる場合も注意が必要です。警察署・もしくは運転免許センターで手続きし、正しい情報に更新してから持参します。

住民票

現住所の確認として発行3カ月以内の住民票が必要です。住民票は本人のみ記載されている個人票様式と、同居する家族も含めて記載されている世帯票様式がありますが、本人の分のみ取得すれば問題ありません。

なお、本籍地の記載がない住民票は受け付けてもらえないため、役所で住民票を請求する際には必ず本籍地を記載するかどうかの欄にチェックを入れましょう。

また、一人暮らしで住民票を移しておらず、実家の住所が登録されているという場合もありますが、その場合は実家側の市役所から取り寄せなければなりません。

家族に送ってもらったり、市役所に郵送手続きを依頼したりとなにかと時間がかかるので、時間に余裕を持って用意しましょう。急ぎの場合はマイナンバーカードがあれば、コンビニで交付できます。

印鑑

シャチハタやゴム印のようなスタンプ印は利用できないため、注意してください。必ず朱肉を使う印鑑を用意しましょう。

朱肉を使うタイプであれば、たとえば100円均一で販売されている印鑑でも構いません。印鑑を利用する機会は最低限、次の3回です。

  • 入学する際の誓約書への押印
  • 仮運転免許証交付の際の受領印
  • 卒業時の交通費支給時の押印

印鑑とあわせて、朱肉のついた印鑑ケースも持っておくと便利です。100円均一などで購入できます。

メガネまたはコンタクトレンズ

視力が低い人は、メガネやコンタクトレンズを必ず持参しましょう。入校初日に視力検査があり、不合格だと合宿に参加できません。

運転免許の視力の合格基準は、次の通りです。

  • 普通車・自動二輪・大特:片眼で0.3以上および両眼で0.7以上
  • 大型車・中型車・準中型車・二種・けん引: 片眼0.5以上および両眼で0.8以上

裸眼でこの基準に満たない場合は、眼鏡やコンタクトレンズなどの矯正器具を使用して基準の視力に達していれば合格となります。 合宿先周辺にあるメガネ店で数時間で作れることもありますが、地域によっては近隣に店がないこともあります。

また、乱視がある人はレンズの在庫がないことが多く、その場合は取り寄せになり、すぐに用意できません。事前にメガネやコンタクトレンズを用意しましょう。

免許合宿での生活に必要なもの

次に、免許合宿生活で絶対に必要になるものを解説します。持っていくべきものは次の通りです。

  • 現金とクレジットカード
  • 健康保険証

それぞれを解説します。

現金とクレジットカード

現金やクレジットカードは必ず持っていきましょう。必要なものを買い足したり、施設によっては食事代や教習代の一部を当日支払ったりします。

しかし、あまり多くの現金を持っていると、落としたり盗まれたりするリスクもあるので必要な分だけを持っていきましょう。

支払いは現金のみのところもあるため、現金は必須です。また、キャッシュカードをつかって現地で下ろす手もあります。ただし、貴重品の保管は自己責任です。紛失にはくれぐれも気をつけてください。

健康保険証

身分証明書として別のものを用意する場合でも、健康保険証は必要です。合宿中に万一ケガや病気をして病院へ行く場合、健康保険証がないといったん全額自己負担になってしまいます。

払い戻しの請求は2年以内なら可能ですが、手続きには領収書や診察明細書を用意したり、別途申請書類を書いたりする必要があり、手間がかかってしまいます。必ず健康保険証を持参していきましょう。

なお、遠足・修学旅行などで健康保険証のコピーを学校に提出した経験から「コピーでも良いのではないか」と思われる人もいるかもしれません。しかし、コピーが有効なのは事故のように緊急性が非常に高い場合のみです。必ず健康保険証の原本を用意してください。

必要に応じて用意すべきもの

次に、免許合宿で状況に応じて用意するべきものを解説します。これらは施設で用意されていたり、現地で購入できたりするので忘れても問題はありません。しかし、現地調達では余計な費用がかかるので、できるだけ用意しておくのがおすすめです。

  • 衣類と下着
  • 洗面用品とタオル
  • 洗濯用品
  • 化粧品と日焼け止め
  • 雨具
  • 携帯と充電器

それぞれを解説します。

衣類と下着

衣類・下着類は必ず持参しましょう。現地の宿泊施設やコインランドリーなどで洗濯できるので、最低2~3日分、多くても5日分あれば問題ありません。

衣類や下着に関する注意点は次の通りです。

  • 運転がしやすく動きやすい服装か
  • 現地や合宿時期の気候に合っているか
  • 気温の変化に合わせやすいか

教習中はTシャツやスウェット、ジャージやカジュアルなシャツなどが望ましいです。ジャージやスウェットはパジャマ代わりにもなります。

また、ボトムはロングパンツをおすすめします。スカートや短パンは安全性や運転のしやすさなどの観点から好ましくありません。

露出が高い服装やヒールの高すぎる靴、厚底靴などは勉強や運転に不向きなので、教習では認められません。教習を受けられなくなる恐れもあるため、ファッション性よりも運転に向いている格好を選びましょう。

現地では気温の変化や冷房対策として、薄手のカーディガンやインナーシャツなどを用意しておくと役立ちます。

洗面用品とタオル

洗面用品とタオルは自分の使い慣れたものを持っていきましょう。具体的には次のものを用意しておくと安心です。

  • シャンプー
  • リンス
  • せっけん
  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • カミソリ
  • ドライヤー
  • フェイスタオル
  • バスタオル

これらのアイテムは、宿泊施設に備え付けてある可能性もあります。合宿の申し込み時にもらう案内に、宿泊施設のアメニティもしくは必要なものが一通り書いてあるので確認し、必要なものだけを持っていきましょう。

洗濯用品

合宿中は宿泊施設内の洗濯機、もしくは付近にあるコインランドリーを使用して洗濯するので、洗濯用品も必要です。次のものを用意しましょう。

  • 洗濯用洗剤
  • 柔軟剤
  • 洗濯バサミ
  • 洗濯ネット
  • 洗濯用ロープ

洗濯用洗剤や柔軟剤は、コンビニやドラッグストアで旅行用の使い切りタイプが売っているのでおすすめです。洗剤と柔軟剤と一体になったものだと、さらに荷物を減らせます。

洗濯用ロープを持っていくと室内で手軽に洗濯ものを干せるので役立つでしょう。色の濃い衣類や繊細な生地の衣類は、洗濯ネットを使えば生地を傷めず洗えます。

化粧品と日焼け止め

化粧品や日焼け止めも用意しましょう。現地のコンビニやドラッグストアでも入手できますが、肌に合わず肌荒れやアレルギーを起こす可能性があるので、使い慣れたものを持っていくのがおすすめです。

特に夏場は日焼け止めが必須です。地域によっては紫外線が強く普段よりも肌トラブルが起きやすいこともあるので注意してください。たとえば沖縄の紫外線量は、北海道の2倍ともいわれています。肌が弱い人は事前に対策しましょう。

雨具

雨具も用意しておきましょう。合宿は最短でも2週間程度の期間になるので、何日かは雨になる可能性があります。

折りたたみ式の傘ならかさばりません。また、梅雨の時期や台風の多い時期、あるいは雨天での合宿の場合は、レインコートを用意すると重宝します。

スマホと充電器

スマホと充電器も忘れずに持っていきましょう。特に飛行機や電車のチケットをスマホに保存している場合は、必要になります。

また、初めて訪れる地域で道に迷ったりトラブルに遭ったりしたときも、スマホがあると現在地や周辺状況がわかり、電話での問い合わせもできるので安心です。充電器は忘れやすいので注意しましょう。

持っていくと便利な生活用品

次に、免許合宿で必須ではないものの、あると快適に過ごせる便利グッズについて紹介します。

  • ハンガーやフック
  • 延長コードやタコ足配線
  • 耳栓やアイマスク
  • スリッパやサンダル
  • モバイルバッテリー

それぞれを解説します。

ハンガーやフック

ハンガーやフックはぜひ持っていきましょう。現地の宿泊施設に備えつけてあるハンガーだけでは、数が足りなくなることが多いからです。

また、宿泊施設によってはそもそもハンガーがないこともあります。洗濯や衣類収納、それぞれでハンガーが必要になるので、いくつあれば足りるのかを事前に確認して持参しましょう。

また、ハンガーをかけるためのS字フックも役立ちます。ハンガーやS字フックは100円均一でも手に入るので用意しておきましょう。

延長コードやタコ足配線

延長コードもしくはタコ足配線用の電源タップなども便利です。免許合宿は集団生活なので、ドライヤーやヘアアイロン、スマホの充電など、さまざまな場面でコンセントの数が足りなくなることがあります。特に相部屋ではよくある光景です。

そのため、コンセントから離れた場所でも電源を利用できる延長コードや、一つのコンセントを数人で分け合えるタコ足配線用の電源タップがあると、ストレスなく利用できるでしょう。

耳栓やアイマスク

耳栓やアイマスクがあれば、ストレス軽減に役立ちます。集団生活を送っていると周囲の喧騒が気になったり、夜中に他人のいびきで眠れなかったりすることがあります。

合宿は最短でも2週間程度はかかり、長期間の睡眠不足は勉強の集中力を低下させてしまいます。耳栓やアイマスクは100円均一でも購入できるので「耳栓やアイマスクに慣れておらず、使わない」という場合でも、ひとまず持参しておくと良いでしょう。

スリッパやサンダル

宿泊施設での内履きとしてスリッパやサンダルを用意しておきましょう。宿泊施設がホテルであればスリッパが用意されていることも多いのですが、学校寮・マンションやアパートなどの場合はスリッパがないこともあります。

また、衛生的な面から共用のスリッパを履くのに抵抗がある人もいるでしょう。気兼ねなく使えて自分の足に合ったスリッパやサンダルを用意しておくと、リラックスして過ごせます。

モバイルバッテリー

スマホのバッテリー容量が心もとないなら、モバイルバッテリーも持参しましょう。充電器での充電だけで足りる場合は問題ありませんが、日中にバッテリー切れを起こすようならモバイルバッテリーがあるだけで使い勝手が大きく変わります。

また、相部屋の場合コンセントを使う人が多く、好きなタイミングで充電できないことがあります。そのようなときもモバイルバッテリーが役立つでしょう。

持っていくと便利な娯楽用品

免許合宿では娯楽用品があると楽しく過ごせるでしょう。免許合宿にも持っていける娯楽用品として、次のものをおすすめします。

  • パソコンかタブレット
  • 漫画や本
  • 簡単なカードゲームやボードゲーム

それぞれ解説します。

パソコンかタブレット

小さめのノートパソコンやタブレットがあると便利です。ブラウザゲームや読書、動画・映画なども気軽に楽しめます。また、自由時間の娯楽だけでなく、勉強や調べものにも役立つでしょう。

特に映画鑑賞が趣味の人は、合宿期間だけでも動画配信サービスに加入しておくと重宝します。お試し無料期間のあるサービスも多いので好みのものを見つけましょう。

漫画や本

読書が趣味なら、漫画や小説など本を用意しておくと暇つぶしに役立ちます。荷物がかさばるのが心配なら、スマホに電子書籍アプリを入れたり、電子書籍リーダーやタブレットを持っていったりするのもおすすめです。

また、動画配信サービスの中には電子漫画や小説、雑誌などが読めるものもあります。

簡単なカードゲームやボードゲーム

合宿参加者と交流を深めたいなら、簡単なカードゲームやボードゲームを持っていくと良いでしょう。トランプなら大勢で楽しめるうえ、ルールを知っている人が多く、想像以上に活躍してくれます。

特に相部屋の場合は盛り上がるでしょう。

免許合宿の準備をするときのポイント

ここまで免許合宿の持ちものを解説しましたが、必要な持ちものは宿泊施設や時期、周辺環境などによって変化します。そのため、臨機応変に準備するためのポイントを2つ紹介します。

宿泊施設の設備とアメニティを確認する

免許合宿の宿泊施設はホテルやペンション、マンションなどさまざまで、それぞれ備えつけの設備やアメニティが異なります。

現地にあるものをわざわざ持っていくと荷物が多くなってしまうため、あらかじめ何が用意されていて何がないのかを確認しておきましょう。教習所のサイトや案内のパンフレットなどで確認できます。

周辺にあるお店を確認しておく

合宿施設周辺にどのようなお店があるのか、GoogleMapのような地図アプリ・ツールも利用して確認しておきましょう。

また、合宿中の食事に関しても1日3食出ない場合は、付近のお店が候補になります。コンビニしかないのか、しっかり食べられるお店やファストフード店があるのかも確認しておきましょう。

荷物が多くなったら宅配を利用する

合宿は約2週間と一般的な旅行より長期に渡るため、荷物が多くなりがちです。もし荷物が多く持ち運びにくいようなら、事前に宅配サービスを利用して宿泊施設に荷物を送っておく方法もあります。帰りも荷物を自宅へ送ると手ぶらで参加することも可能です。

教習所によっては、宅配サービスが無料で利用できるケースもあるので確認しましょう。

免許合宿を快適に過ごすためには荷造りが重要

免許合宿は一度参加すると卒業まで一時帰宅ができないことが多く、事前の荷造りが非常に大切です。現地で調達できるものもありますが、費用がかさみやすくなります。

また、使い慣れたものを購入できるとは限らないのも現地調達の難点です。現地で購入するものと用意していくものを明確にし、荷物をコンパクトにまとめましょう。

また、運転免許証や度数のあったレンズなども必須です。忘れると入校さえできなくなってしまうため、合宿の案内・パンフレットも確認しながら忘れものがないようにしましょう。

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ジップラス編集部 運転免許コンシェルジュ

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