運転免許の学科試験にでる問題内容とは?ひっかけ問題16選!


学科試験の問題内容は?

学科試験では、おもに運転の方法や法律についての知識が問われます。学科試験は、路上で運転するにふさわしい運転知識を身に着けているかどうかを確認するための試験です。そのため、運転に関するルールや道路交通法など、自動車の運転に必要不可欠な知識について出題されます。

免許取得までに学科試験は全部で2回あり、仮免の学科試験に合格後、本免の学科試験でも合格しなければなりません。仮免の学科試験は制限時間30分で50問出題され、本免の学科試験は制限時間50分で95問出題されます。

どちらも文章問題の内容が正解か不正解かを答える〇×形式の問題で、90%以上正答をすれば合格です。


学科試験の傾向と対策!ひっかけ問題に注意!

学科試験で間違いやすい問題やひっかけ問題を解説します。過去に出題されたひっかけ問題の例も紹介するので、落ち着いて問題をよく読み、ひっかからないように対策しておきましょう。

間違いやすい問題

過去に出題された、特に間違いやすい問題を紹介します。正しい知識を今のうちにしっかりと身に着けておきましょう。

出題率が多いカタカナの問題

問題:路面が水で覆われているとき高速走行をすると、タイヤが水の膜の上を滑走することがあるが、これをフェード現象という。

答え:×

フェード現象は熱によってブレーキが効きにくくなる現象です。路面とタイヤの間にできた水の膜の上に車が浮かんでしまうことで、ハンドルやブレーキが効かなくなる現象を「ハイドロプレーニング現象」といいます。このように「フェード現象」や「ハイドロプレーニング現象」「べーパーロック現象」など普段耳慣れないカタカナの問題は間違いやすい問題です。しっかり覚えておきましょう。

黄色の点灯信号と点滅信号

問題:黄色の灯火の信号に対面する場合、車や路面電車や歩行者は、他の交通に注意して進むことができる。

答え:×

黄色の点滅信号であれば他の交通に注意して進むことができますが、問題文をよく読むと「黄色の灯火の信号」であり点滅信号ではないため、「止まれ」ということになります。黄色の点滅信号であれば正しい文になるため、うっかりひっかかってしまいがちな問題ですが、「点滅」と記載があるかしっかり問題文を読んで回答することが大切です。

追い越し禁止と駐停車禁止

問題:交差点の手前から30メートル以内の場所は駐車も停車も禁止されている。

答え:×

交差点の30メートル手前から禁止されているのは「追い越し」であり、駐停車が禁止されているのは交差点の手前から5メートル以内です。このように何メートルだったかといった数字の問題も明確に覚えておきましょう。

高速道路の車種別制限速度

問題:高速自動車国道における大型貨物自動車の最高速度は80キロメートルである。

答え:〇

大型乗用自動車(バス)の場合は、高速自動車国道での最高速度は時速100キロですが、大型貨物自動車の場合は時速80キロが正解です。「貨物」なのか「乗用」なのか問題文をよく読んで回答しましょう。

原動機付自転車や二輪のルール

問題:交通整理が行われている、車両通行帯が3以上ある道路の交差点において、右折しようとする原動機付自転車は、標識や標示によって通行区分の指定が行われていても、道路の左端に寄って通行しなければならない。

答え:〇

3車線道路を走行中の原動機付自転車が、交通整理が行われている(信号機あり)交差点を右折する場合は、2段階右折をしなければなりません。

ただし、2段階右折禁止の標識がある場合は、普通車と同じ小回り右折をします。このように細かな規定に関する問題も間違いやすいので注意して覚えておきましょう。

右車線は速度を出す車専用ではない

問題:二つの車両通行帯のある道路では、速度の速い車は右側の車両通行帯を通行しなければならない。

答え:×

複数の車両通行帯がある道路でも基本的に「速度」と「車線の選択」に関係はありません。車線が複数ある道路を走行する場合は、一番右の車線を空けておくことがポイントです。

けん引のルールと免許

問題:750キログラムをこえる故障車をロープでけん引するときは、けん引免許はいらない。答え:〇

車の故障は予測できない緊急事態であるため、車の重さに関係なく免許は不要です。丈夫なロープなどで確実につなぎ、ロープに白い布(0.3m平方以上)をつけ、故障車にはその車を運転できる免許を持っている人を乗せてハンドルなどの操作をさせる必要があります。ただし、けん引して高速道路を走行することはできません。

ひっかけ問題

過去に出題されたひっかけ問題を挙げて紹介します。同じような問題が出てもひっかからないよう覚えておきましょう。

「絶対」や「必ず」といった断言している問題

問題:車を運転中、急ブレーキは絶対にしてはいけない。

答え:×

このように、「絶対に」「必ず」「いかなる場合でも」といったように100%言い切りの問題が出題されたら注意してください。たとえば人命優先のシーンにおいてはやむを得ず急ブレーキが必要な場合もあり、「絶対に」とは言えません。

このように「絶対に」「必ず」「いかなる場合も」といった問題は、答えが×であることが多いことも覚えておくとよいでしょう。

進路変更の合図の時期「30m?」「3秒?」

問題:同一方向に進行しながら進路変更する場合の合図の時期は、その行為をする30メートル手前に達したときである。

答え:×

30メートル手前で合図を出すのは右左折のときであり、進路変更の合図は、進路を変えようとするときの3秒前です。このような混同しやすいルールも区別して把握しておきましょう。

歩行者が「全員」に含まれている場合も

問題:赤色の灯火の点滅信号に対面する場合、車と歩行者は停止位置で一時停止しなければならない。

答え:×

赤色の点滅信号は「一時停止」と同じ意味です。車は一時停止しなければなりませんが、歩行者は一時停止の義務がなく、他の交通に注意して進むことができます。そのため、歩行者に限り一時停止は不要です。一時停止の対象者が誰になっているか、問題文をよく読んで回答しましょう。

「信号の直前」「交差点の直前」

問題:信号のある交差点で停止線がない場合の停止位置は、信号の直前である。

答え:×

停止線がある場合は「停止線の直前」が停止位置ですが、停止線がない場合は信号の直前ではなく「交差点の直前」が正解です。

積載できる荷物の高さはどこから測る?

問題:二輪車で荷台に荷物を積むときの制限は積載装置から2メートル以内である。

答え:×

積載する荷物の高さは「地上から」計るのが正解です。2メートル以内という数字が合っていても「積載装置から」ではなく「地上から」であるため、どこから計るのかについても気を付けて回答しましょう。

自転車、歩行者に関する標識

問題:通行止めの標識があるところでは車や自転車、歩行者のすべてが通行できない。

答え:〇

自動車の運転免許の試験だからと言って自転車や歩行者も対象とする道路標識を覚えておかないと、得点ができない問題です。自転車や歩行者に対する標識の知識も忘れずにチェックしておきましょう。

こう配の急な上り坂は駐停車禁止か

問題:上り坂の頂上付近やこう配の急な下り坂は駐停車禁止であるが、こう配の急な上り坂は駐停車禁止ではない。

答え:×

こう配の急な坂の場合、「上りのあいだも下りのあいだも駐停車禁止」です。この問題と類似したものにこう配の急な坂での追い越し禁止場所についての問題がありますが、追い越し禁止について聞かれた場合は「上り坂の頂上付近だけが追い越し禁止」です。上り坂の途中は追い越し可能なため、混同しないように覚えておきましょう。

横断歩道の向こう側での追い越しは可能?

問題:横断歩道や自転車横断帯とその手前30メートル以内の場所ではほかの車を追い越したり追い抜いたりしてはいけないが、向こう側では禁止されていない。

答え:〇

横断歩道や横断帯とその手前の30メートル以内の場所が追い越し禁止場所であるため、その場所を過ぎれば追い越し可能です。追い越しではなく駐停車禁止場所について聞かれた場合はその「前後」が禁止場所に当たりますが、追い越しの場合は「手前だけが禁止」でその場所を過ぎた向こう側は可能です。


学科試験を一発合格するための勉強法

ここからは、学科試験を1回で合格するための勉強法やコツを解説します。

教習所でもらった問題を何度も解いて覚える

自動車教習所では、仮免・本免の合格率を毎月把握しています。そのため、教習所でもらう問題には最新の出題傾向が反映されている可能性が高いでしょう。また、教習所によってはPCが用意されていて、好きな時間に問題をとく練習ができるところもあります。

こういったPCでの演習ツールや教習所でもらう問題集を利用して、繰り返し問題をといてしっかり知識を身につけましょう。下記のオンライン教材は、動画を見るだけでひっかけ問題などを理解できるようになっているのでぜひ活用してください。

https://ziplus.jp/lp/movie/

教習所の学科問題のコツと直前対策は|すぐスコアアップする16項目

これだけ!教習所で学科教習を受ける前に知っておきたい4つのこと

効果測定を受けて予行練習する

教習所で仮免の学科試験を受ける際には、「効果測定」というテストを規定された回数合格しなければなりません。この効果測定は、学科試験で過去に出題された問題や、実際に出題される内容と類似した問題が50問出題されるため、本番の学科試験の予行演習になります。

過去に出題された問題や実際に出題される問題に似た問題をとくことで、問題文の言い回しや出題の傾向を掴むこともできるでしょう。本番の学科試験と同じ感覚でときながら、間違えたところはしっかりと覚え直して対策してください。

間違いやすい問題を把握しておく

学科試験には間違いやすい問題があるため、傾向や間違いやすいといわれる問題にはどのようなものがあるのか把握しておきましょう。

過去の問題集は市販されているほか、教習所でも過去の問題をもとにした効果測定テストをおこなっています。教習所の自習ルームなどで利用できるPCの自習問題も過去の問題に類似しているので活用しましょう。

間違いやすい問題は、駐車と停止に関する問題や信号に関する問題、追い越し・追い抜きに関する問題など、細かい規定が多い問題です。間違えやすいと言われている問題の範囲は細かな規定までしっかりと正しい知識を覚えておくように対策しておきましょう。


しっかり対策すれば学科試験は一発合格できる

学科試験の合格ラインは100点満点中90点以上と高い点数ではありますが、教習所で習ったことをしっかり覚えて、これまで説明した試験対策を講じていればそれほど難しいものではありません。

焦らず問題文を落ち着いて読み、ひっかけ問題にひっかからないよう注意してください。本記事を参考に間違いやすい問題もしっかり得点して、本免学科試験に一発合格しましょう。

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