学科試験に必要な持ち物は?準備をしっかりして免許を当日にもらおう!


本免学科試験に必要な持ち物リスト

試験を受ける場所は、指定された運転免許センターです。当日は試験のほかにさまざまな手続きもあるため、必要な持ち物を忘れると合格しても免許証が交付されない可能性があります。

まずは、本免学科試験に必要な持ち物をチェックしておきましょう。

  • 本籍が記載されている住民票
  • 健康保険証など本人確認書類
  • 免許証に使用する証明写真
  • 教習所の卒業証明書など各種証明書
  • 手数料
  • 運転免許申請書
  • 外国籍の人は在留カードか、特別永住者証明書等
  • 筆記用具

それでは、試験当日に必要な持ち物を詳しく解説します。

本籍が記載されている住民票

本免学科試験当日には、本籍が記載されている住民票が必要です。住民票は、おもに次の方法で取得できます。

取得方法 取得に必要な物 費用 取得までの目安
市区町村の窓口 本人確認書類 1通につき350円 即時
郵送
  • 本人確認書類
  • 定額小為替
  • 返送用封筒
  • 1通につき350円
  • 郵送料84円~404円
1週間程度
コンビニ交付サービス
  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカード交付時に設定した暗証番号
  • クレジットカード
  • スマートフォン
1通につき350円 即時
インターネットによるスマート申請
  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカード交付時に設定した暗証番号
  • 1通につき350円
  • 郵送料84円~404円
1週間程度

住民票の写しは市区町村が発行したものに限られるため、各自でコピーしたものは無効になります。また、住民票にマイナンバーは必要ないため、記載されていないものを取得しましょう。

健康保険証など本人確認書類

本免学科試験では本人確認を行うため、住民票以外の本人確認書類が必要です。本人確認書類として利用できるものは、次の通りです。

  • 健康保険証
  • パスポート
  • マイナンバーカード(写真付き)
  • 住民基本台帳カード
  • 特別永住者証明書
  • 学生証 など

マイナンバーカードを利用する場合、通知カードは対象外なので写真付きのものを準備しましょう。また、すでに別の運転免許を取得している人は、有効期限内の運転免許証を本人確認書類として利用できます。

免許証に使用する証明写真

運転免許証が交付される際には、本人の写真1枚が必要です。事前に写真を準備する方法は、証明写真機や最寄りのカメラ店などがあります。

運転免許センターには撮影コーナーが設置されているため、試験当日に撮影することも可能です。

方法 撮影場所 費用
事前準備
  • 証明写真機
  • カメラ店
  • 証明写真機:6枚セットで700円~1,000円程度
  • カメラ店:2~4枚セットで2,000円程度
当日撮影 運転免許センター 有料

申請用の写真には規定があるため、事前に確認した上で準備しましょう。

  • 縦3cm×横2.4cm
  • 正面
  • 上三分身
  • 無帽
  • 無背景
  • 6ヵ月以内に撮影したもの

最近では、スマートフォンで自撮りした写真をコンビニのマルチコピー機でプリントする方法もあります。費用の目安は、アプリの有料機能料金とプリント料金を合わせて530円程度です。

ただし、上記の規定を満たしていても、持参した写真が不適正と判断されることもあるので注意が必要です。不適正と判断される可能性がある写真は、次の通りです。

  • 目線が正面を向いていない
  • 景色が写り込んでいる
  • 明るすぎて顔がわからない
  • メガネが光っていて目が確認できない
  • 目を閉じている
  • メガネのフレームに目がかかっている
  • 口を大きく開けている
  • マスクをしている
  • 頭上に余白がない など

警視庁の公式ホームページでは不適正な写真例が数多く掲載されているので、持参する場合は確認してみてください。特にスマートフォンでの撮影は、加工しないように注意しましょう。

教習所の卒業証明書など各種証明書

試験当日には、教習所で授与された卒業証明書をはじめとする各種証明書が必要です。

必要な証明書 有効期限
卒業証明書 1年間
仮運転免許証 6ヵ月
終了証明書

教習所を卒業せずに県外の運転免許試験場で技能検査を受けている場合は、終了証明書のほかに検査合格証明書が必要です。以前は、新型コロナウイルス感染予防の目的で証明書の有効期限が延長できる措置が適用されました。

しかし延長手続きはすでに終了しているため、有効期限内に試験を受けるようにしましょう。

手数料

運転免許の本免学科試験では、受験料と免許証交付手数料が必要です。

手数料 費用
受験料 1,750円
免許証交付手数料 2,050円

受験料は、ATやMTに関わらず一律1,750円です。試験に不合格になった場合には、その都度受験料がかかります。合格すると運転免許証が交付されるため、交付手数料として2,050円が必要です。

警視庁では、2021年7月1日からキャッシュレス決済を導入しています。東京都で本免学科試験を受ける場合は、クレジットカードや交通系ICなどで手数料の支払いが可能です。現在は収入証紙による納付を廃止した市区町村が増えたため、手数料の支払いは現金またはキャッシュレス決済が主流です。

運転免許申請書

本免学科試験を受ける際には、運転免許申請書が必要です。市区町村によっては警察の公式ホームページからダウンロードできるため、事前に記載しておくと当日の手続きがスムーズに進められます。

各運転免許センターでも配布しているため、当日記載することも可能です。また、2014年6月1日の改正道路交通法の施行により、質問票の提出が義務づけられました。質問票の項目は次の通りです。

  • 過去5年以内において病気を原因として、または原因が明らかでないが意識を失ったことがある
  • 過去5年以内において、病気を原因として身体の全部または一部が一時的に思い通りに動かせなくなったことがある
  • 過去5年以内において十分な睡眠時間を取っているにも関わらず、日中の活動中に眠り込んでしまった回数が週3回以上ある
  • 過去1年以内において、絶えず体にアルコールが入った状態が3日以上ある、医師から飲酒を止めるよう助言があったにも関わらず飲酒したことが3回以上ある
  • 病気を理由として、医師から運転免許の取得または運転を控えるよう助言を受けている

質問票は、試験の受付時に窓口で受け取ります。記載した内容によって本免学科試験が受けられなくなるわけではありませんが、個別に話を聞かれることがあります。

外国籍の人は在留カードか、特別永住者証明書等

国籍が日本以外の場合は、在留カードまたは特別永住者証明書の準備が必要です。在留カードには有効期限があり、16歳以上は在留期限の満了日までです。特別永住者証明書を所持している場合は、交付日から7年が有効期限になります。

筆記用具

当日は学科試験が行われるため、筆記用具が必要です。

  • 鉛筆またはシャープペンシル
  • 消しゴム

運転免許センターによっては、学科試験に必要な筆記用具が準備されているところもあります。また、過去に発生した不正のために、受験者が持参した筆記用具が使用できない運転免許センターもあるので事前に確認しておきましょう。

持参した筆記用具が使用禁止されている場合は、鉛筆と消しゴムの貸し出しを行っています。運転免許センターによって対応が異なるため、事前に確認が必要です。


試験当日の流れ

当日はスムーズに試験が受けられるように、流れを確認しておきましょう。運転免許センターによって詳細が異なる場合もありますが、基本的な流れは次の通りです。

  1. 受付手続き
  2. 適性検査を行う
  3. 試験会場に入る
  4. 試験の説明や注意事項をきく
  5. 学科試験開始
  6. 合格発表
  7. 必要な人は写真撮影
  8. 運転免許交付

それでは、各項目を詳しく解説します。

受付手続き

受付時間は、8時30分~9時頃までに設定している運転免許センターが多い傾向にあります。運転免許センターによっては午前と午後の2回に分けているところや、初めての受験と再受検で受付時間が異なることもあります。

来場者が多数の場合は受付時間を早める、または午後の試験に回る可能性もあるため、時間に余裕を持って到着するようにしましょう。窓口で受付と手数料の支払いを済ませ、適性検査に進みます。

適正検査を行う

学科試験を受ける前に、適性検査を行います。視力や判断能力などが一定水準に保たれているかを確認することを目的に、運転免許の取得時や更新時に必ず行われます。検査項目は、視力・聴覚・運動能力の3種類です。

検査項目 合格基準(普通車)
視力
  • 片目:0.3以上
  • 両目:0.7以上
  • 赤・青・黄の色が識別できる
聴力 10メートルの距離で90デジベルの音が聞こえる
運動能力
  • 運転に支障を与えない運動能力がある
  • 安全運転のために自分の性格を理解できる

視力検査では、メガネやコンタクトレンズの使用が可能です。適性検査で異常がなければ、学科試験に進みます。

試験会場に入る

適性検査が終わると、受験番号が記載された受験票を受け取って試験会場に入ります。席は受験番号順に決められているため、受験票で確認して座りましょう。時間に余裕がある場合は、開始までにトイレを済ませておくと安心です。

また、問題集を持参している場合は、開始までを復習や確認の時間に充てるのもよいでしょう。

試験の説明や注意事項をきく

開始前には、試験官から試験や注意事項に関する説明が行われます。机の上には受験票と筆記用具だけを置き、それ以外のものはカバンに収めましょう。腕時計や眼鏡は、試験中に使用できます。

ただし、時計以外の機能が付いていないものに限られます。スマートフォンは時計代わりに使用できず、開始までに電源を切っておく必要があります。また、補聴器や拡大鏡を使用する場合は、事前に受検時特別対応申請書の提出が必要です。

学科試験開始

試験官からの説明が終わると、いよいよ学科試験の開始です。学科試験では、文章問題とイラスト問題が出題されます。各問題数と配点は次の通りです。

文章問題 90問 1問1点
イラスト問題 3問 1問2点

イラスト問題は1つのイラストにつき3問が出題されますが、すべて正解だった場合のみ配点される形式になります。試験時間は50分ですが、すべて解き終わった時点での退席も認められています。

合格発表

試験終了から合格発表までの時間は混雑状況によって異なりますが、15分程度が目安です。混雑時は1時間半~2時間程度かかることもあります。電光掲示板に合格者の受験番号が記載されるため、受験票と照らし合わせてみましょう。

スタッフから合格者に関する説明を受け、運転免許証の交付手続きに進みます。免許証交付手数料の2,050円は、合格後に窓口で支払いましょう。不合格になった場合は、受付時間に間に合えば午後の試験を受けられる可能性があります。

必要な人は写真撮影

運転免許証の写真は、規定のものを自分で準備して持参することも可能です。持参していない場合は、運転免許センターで写真を撮影しましょう。料金は運転免許センターごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。

運転免許交付

最後に、運転免許証を受け取ります。教習所の卒業証明書がない場合は、後日運転免許取得時講習を受ける必要があります。運転免許取得時講習とは、免許を取得する際に必要な講習です。

受講しないと、本免学科試験に合格しても運転免許証が交付されません。教習所の卒業証明書がある場合でも、有効期限の1年間を過ぎると受講が必要です。日時は、本免学科試験合格後に送付される通知書に記載されています。受講する際には、11,200円程度の費用がかかります。


本免学科試験を受ける時のポイント

本免学科試験に不合格になると、合格するまで運転免許を取得できません。受験料もその都度かかるため、一発合格を目指しましょう。ここからは、本免学科試験に合格して免許を取得するために、忘れてはいけないことや心がけたいコツなどを解説します。

試験会場には時間に余裕をもって到着しておく

試験当日は、時間に余裕を持って到着するよう心がけることが大切です。運転免許が取得できない理由は、本免学科試験の不合格だけだとは限りません。各運転免許センターでの受付時間は決まっているため、遅刻すると試験の開始までに適性検査が間に合わなくなります。

また、時間内でも収容人数に達した時点で受付を終了する運転免許センターもあるため、当日は早めに到着するようにしましょう。

問題は焦らずしっかり読む

本免学科試験では、50分以内に文章問題90問とイラスト問題3問が出題されます。文章問題は〇×の二者択一式で、解答をマークシートに塗りつぶすタイプです。イラスト問題を含めると1問に1分未満しか使えない計算になりますが、焦りは禁物です。

なぜなら、文章問題の中にはいわゆるひっかけ問題もあるからです。ここでは、よくあるひっかけ問題の例と解答を紹介します。

ひっかけ問題例 解答
問題1.青の灯火の信号は必ず進めを意味している ×
問題2.交差点を右折する時は、交差点の中心の内側を徐行して通過しなければならない ×
問題3.黄色の灯火の信号点滅は、ほかの交通に注意して徐行しなければならない ×

それでは、1問ずつ解説します。青の灯火の信号は、「進め」ではなく「進むことができる」が正解です。交差点を右折する時は、交差点の「中心の内側」ではなく「すぐ内側」が正解です。

また、黄色の灯火の信号点滅には徐行義務がないため、歩行者やほかの車などに注意すれば進めます。一語一句読み落とさなければひっかけ問題を見極められるため、問題は焦らず落ち着いて読むことが大切です。

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写真撮影があるため身だしなみを整えておく

多くの運転免許センターでは、写真撮影コーナーが設けられています。しかし、事前に準備する写真と異なり、気に入らなくても何度も撮り直しができません。運転免許の取得後は3年後まで写真を変更できないため、本免学科試験当日は身だしなみを整えておきましょう。

自分で納得できる写真を使いたい場合は、街の証明写真機やカメラ店、スマートフォンのアプリなどを利用しましょう。写真を事前に準備しておけば、本免学科試験合格後に写真撮影の列に並ぶ手間が省けます。


しっかりと準備して一発合格を目指そう

警察庁交通局運転免許課の「運転免許統計 令和元年版」によると、平成27年から令和元年までの合格率は75%台を推移していることがわかっています。このうち普通自動車第一種運転免許の合格率はAT限定が70.2%、それ以外が71.5%でした。

出典元:警察庁交通局運転免許課「運転免許統計 令和元年版」

統計上では、30%程度の人が不合格になっているのが現状です。運転免許を取得するためには時間を割き、教習所や受験料などの費用もかかっています。十分に予習していても必要な持ち物を忘れたり遅刻したりすると、試験が受けられない事態に陥ります。

最終関門である本免学科試験まで来たからには、ぜひ一発合格を目指しましょう。早めに自宅を出ても、交通事情で到着時間が遅れる可能性も十分にあります。当日はさまざまな事態を想定し、時間に余裕を持って臨みましょう。

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