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運転免許の一発試験とは?受ける前に知っておきたい基礎知識を解説

運転免許は教習所への通学や合宿だけではなく、一発試験によって取得できる仕組みになっています。すぐにでも免許を取得したい人や可能な限り取得費用を抑えたいという人にとっては選択肢の一つになりますが、そもそ …

運転免許は教習所への通学や合宿だけではなく、一発試験によって取得できる仕組みになっています。すぐにでも免許を取得したい人や可能な限り取得費用を抑えたいという人にとっては選択肢の一つになりますが、そもそも、条件を満たさなければ一発試験にチャレンジできません。

本記事では、運転免許の一発試験を選ぶメリット・デメリットや一発試験を受ける流れ、合格するコツなどを紹介します。本記事を参考にして、運転免許の一発試験に挑戦してみませんか。

運転免許の一発試験とは

運転免許の一発試験とは、自動車教習所に通学せず免許試験場・免許センターにて学科試験や技能試験を受験する方法です。「飛び込み」「飛び入り」「一発免許」と呼ばれることもあります。

一発試験を受けるにはいくつか条件がありますが、受験のハードル自体は高くありません。自動二輪免許を取得している人は学科試験が免除になるなど、免除制度も整備されています。次の章からは、運転免許の一発試験についてより詳しく見ていきましょう。

運転免許の一発試験に関する基礎知識

運転免許の一発試験を受けるためには、いくつかの条件があります。先述したように受験自体は容易ですが、合格の難易度は非常に高いです。ここでは、運転免許の一発試験に関する基礎知識を紹介します。

一発試験を受けるための条件

運転免許の一発試験を受けるためには、以下の条件をクリアしている必要があります。

  • 満18歳以上
  • 視力は両眼0.7以上かつ、一眼がそれぞれ0.3以上
  • 免許取消・停止処分中ではない

視力に関しては、一眼が0.3に満たない場合や一眼が見えない場合、左右150度以上で0.7以上の他眼の視野であれば、条件を満たせます。

また、運転免許の一発試験は、条件を満たすことで何度も受験することが可能です。ただし、免許の取り消し処分になって欠格している期間中は試験を受けられません。

一発試験にかかる費用

運転免許の一発試験には、普通仮免許と本免許において以下の費用がかかります。

項目 普通仮免許 本免許
受験料 2,850円 2,200円
試験車使用料 1,550円 900円
免許証交付料 1,100円 2,050円

試験にかかる費用は全国どこで受けても同じです。

試験の難易度や合格率

運転免許の一発試験は、普通一種の場合で合格率10%以下です。マークシート方式のテストだけでなく、路上運転など技能面でもさまざまな試験があるため、運転歴のない初心者にとっては難易度が非常に高いものです。

特に技能試験において運転席やハンドル、ルームミラーの調整などの安全確認に関することは採点が厳しい傾向があります。教習所で教習を受ける場合は安全確認について細かく教えてもらえますが、一発試験ではなにが減点になるのか把握しきれないことが多いです。

試験の内容に関しては、次の章で詳しく紹介します。

運転免許の一発試験の流れ

運転免許の一発試験は、以下の流れですすめます。

  1. 必要書類を準備する
  2. 免許センターで受付する
  3. 適性試験を受ける
  4. 仮免の学科試験と技能試験を受ける
  5. 本免許の学科試験と技能試験を受ける

一つずつ解説します。

1.必要書類を準備する

まずは、運転免許の一発試験に必要な以下の書類を準備しましょう。

  • 運転免許証(もしくは仮免許証)
  • 運転免許証を持っていない人は本人確認書類
  • 申請用写真2~4枚
  • 受験手数料 * メガネ・補聴器

本人確認書類は、本籍が記載されている住民票やパスポート、健康保険証などを用意しましょう。申請用写真は、仮免〜免許交付までに2〜4枚必要です。

過去に免許取消処分を受けている場合は、取消処分者講習終了証明書の原本も準備してください。外国籍の人は、在留カードや特別永住者証明書なども必要です。

2.免許センターで受付する

必要書類を持参し、運転免許センターの受付窓口で手続きをおこないます。受付場所や受験場所は、指定の運転試験場・運転免許センターだけで、場所によって受付時間が異なるため、事前に確認しておいてください。

受付窓口では、一発試験に必要な申請手数料や車両使用料、免許の交付手数料を支払います。

3.適性試験を受ける

受付窓口で手続きをおこなったのち、適性試験を受けます。適性試験では、運転に必要な以下のような検査をおこないます。

  • 視力検査
  • 色彩識別能力検査
  • 聴力検査 * 運動能力検査
  • 運転適性検査

視力検査は、先述した視力であれば合格できます。色彩識別能力検査は、信号の色で使われている赤・青・黄を識別できるのかチェックします。 他の検査に関しては、手続きしているときに問題がなければ受ける必要はありません。

4.仮免の学科試験と技能試験を受ける

適性検査で問題なければ、仮免の学科試験と技能試験を受けます。学科試験は、制限時間30分で50問中45問以上正解しなければ不合格です。

◯Xのマークシート方式になっているため答えやすいですが、ひっかけ問題もあるため、運転に関するマナーや法律などについての十分な理解が求められます。

技能試験は、助手席に試験官が乗り自動車を走行するテストです。受験場所のコースにて、交差点や踏切、坂道なども走行し、正しい手順で操作できているのかや速度などをチェックされます。 技能試験に合格するためには、持ち点の100点中70点以上残っていることが条件です。合格後、6カ月の有効期間に設定されている仮免許証が交付されます。

5.本免許の学科試験と技能試験を受ける

仮免を取得したあとは、本免許の学科試験と技能試験にすすみますが、その前に1日2時間×5日間で路上練習をおこなう必要があります。

普通免許を取得して3年以上経過している人を助手席に乗せ、自動車に「仮免許練習中」の標識をつけ、必須とされている課題を練習します。

路上練習を終えたあとは、本免許の学科試験です。学科試験は、制限時間50分で文章問題90問(1問1点)、イラスト問題5問(1問2点)出題され、90点以上で合格となります。また、仮免の学科試験と同じように、すべてマークシート式です。

技能試験は、試験場内だけではなく、路上で自動車を走らせて採点を受けます。100点満点からの減点方式で、70点以上残っていれば合格です。どちらの試験も合格したら、最後に取得時講習を受け、運転免許証の交付という流れです。

運転免許の一発試験に合格するためのコツ

運転免許の一発試験は合格率10%以下のため、簡単に合格できるわけではありません。運転の技術だけではなく、運転に関する知識も必要とされ、初心者にはハードルが高いものです。 ただし、以下のようなコツを把握しておけば、一発試験に合格することも可能です。

  • 参考書や問題集を購入して勉強する
  • 教習所で練習する

何度も受験することなく、スムーズに免許を取得したい人は、ぜひ参考にしてください。

参考書や問題集を購入して勉強する

学科試験を一発で合格するためには、参考書や問題集で繰り返し勉強することが重要です。道路交通法など自動車運転に関連する法律は変わるため、できるだけ発行年が新しいものを用意しましょう。

勉強するときは、問題集を解く前に参考書を読んで内容を理解しましょう。そのあとに、一通り問題集を解いて答え合わせをします。何度も問題を解くことで、必然的に自動車運転に関する知識が頭に叩きこまれていきます。

また、Webの模擬試験サイトの活用もおすすめです。本番のような試験を想定し、慣れておくことで当日緊張せずに試験に臨めます。 

教習所で練習する

技能試験に一発で合格するためには、事前に教習所で運転を練習しましょう。届出自動車教習所では、練習用のコースや自動車を借りられ、教官がつくプランもあります。

貸しコースや自動車練習場などでも練習することは可能ですが、自動車の貸し出しがなかったり、普通免許を取得して3年以上経過している人が同乗するといった条件があるため、人によっては利用しにくいでしょう。

届出自動車教習所の場合、自分で自動車を用意する手間がかかりません。また、教官も同乗してくれるため、試験対策も万全です。

運転免許の一発試験を選ぶメリット・デメリット

運転免許の一発試験を受ける前には、自分が向いているのかどうか把握することが大切です。ここでは、運転免許の一発試験を選ぶメリット・デメリットを紹介します。

メリット

運転免許の一発試験を選ぶメリットは、以下のとおりです。

  • 教習所へ通うよりも費用が安い
  • 短い期間で免許を取得できる

自動車教習所に通って免許を取得する場合、30〜35万円程度かかることが一般的ですが、一発試験では受験料や免許証交付料などしかかからず、大幅にコストをおさえられます。

また、教習所の学科教習26時限、技能教習34時限というスケジュールもなく、免許取得にかかる時間を短縮できることもメリットです。合宿免許であれば免許取得に2週間ほどかかりますが、一発試験の場合、理論上では1週間程度で合格を目指せます。

コストをおさえながらできるだけ早く免許を取得したい人は、一発試験の受験を検討しましょう。

デメリット

運転免許の一発試験を選ぶデメリットは、以下のとおりです。

  • 試験は平日しかおこなわれていない
  • 技能試験を合格することが難しい

一発試験は平日しか実施していないため、土日休みの社会人の場合、受けることが難しいです。繁忙期の場合、予約が取りづらくなるため、短期間で免許を取得できない可能性もあります。

また、学科試験は勉強することで合格を近づけられますが、技能試験の場合、教習所で通学するのとは異なり、教官から運転の指導を受けられないため、試験に合格するコツを掴めません。

運転に不慣れな人は一発試験ではなく、教習所に通って教習を受けることがおすすめです。

運転免許の一発試験に関するQ&A

最後に、運転免許の一発試験でよくある質問を紹介します。

  • どんな人に向いている?
  • 東京で受ける場合の対象者や会場は?

どんな人に向いている?

運転免許の一発試験は、以下のような人に向いています。

  • 過去に運転歴のある
  • 早く免許を取得したい
  • 免許取得費用をおさえたい

基本的に運転免許の一発試験を受けるのは、運転歴のある人です。免許失効や更新し忘れなどの理由で、一発試験を受験しています。 また、短期間かつ低コストで免許取得を目指せるため、教習所に通学するやり方が合わない人にも向いています。

ただし、一発試験は難易度が高いため、初心者には向いていません。まったく運転の知識や技術がない人は、時間や費用がかかるものの、教習所を利用したほうが無難です。

東京で受ける場合の対象者や会場は?

東京で運転免許の一発試験を受けられるのは、住民票が東京にある人に限定されています。他エリアの住民票になっている場合、そのエリアの試験場で受験しましょう。

また、東京都で一発試験を受験できる免許試験場は、以下の3つです。

  • 鮫洲運転免許試験場
  • 江東運転免許試験場
  • 府中運転免許試験場

自動車の普通免許の場合、江東試験場では受験できないため、注意が必要です。

運転免許の一発試験は運転歴がある人におすすめ

運転免許の一発試験は、受験資格のハードルも低く、受験自体はしやすいです。また、教習所に通うよりも、短期間かつ低コストで免許取得を目指せます。

しかし合格率は10%以下と、簡単なものではありません。合格するには、問題集を繰り返し解いたり、届出自動車教習所で運転を練習したりすることが大切です。

初心者の場合、技能試験に通過することが難しいため、運転免許の一発試験は過去に運転歴のある人に向いています。免許の更新忘れなどがあった場合は、一発試験の受験を検討しましょう。

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ジップラス編集部 運転免許コンシェルジュ

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